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どくしょ☆にっき

1 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/10(木) 05:33 ID:???
○月X日

さりばんせんせいにいわれて、きょうからちょうへんやりなおし「える・
あーる・えす」の「せかんどりんぐ」をよみはじめました。

いーおーいーの「きもちわるいんじゃ、グラァ」というしーんから、とつぜん
しんじくんのじんせいがりせっとされちゃったようです。なんだかげーむみ
たいだな。はやく、だいにわもよもう。

2nd Ring
http://home.att.ne.jp/theta/nac/novel/2nd_ring/
2 名前:垢ペン先生[sage] 投稿日:2001/05/10(木) 06:39 ID:???
もっと漢字を使いましょうね
あなたは社会人なんですから。

3 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/10(木) 07:28 ID:???
あさがおちんちん

4 名前:木風[sage] 投稿日:2001/05/10(木) 11:33 ID:???
猫耳的駄スレ

5 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/10(木) 15:55 ID:???
○月X日

サリバンせんせいは、「レス2はこのにっきがなにをぱろって
いるのかわかっていないのね」というのですけど、ぼくにはよ
くわかりません。

「セカンドリング」だい2わをよみました。いきなりかこにも
どったことをうけいれるシンジくんにちょっとびっくりしまし
た。ふつうもうちょっととまどうとおもうし、シンジくんのま
えむきなせいかくにもびっくりしました。サリバンせんせいは
「3にんしょうのしてんはそれでもいいけど、してんがこんら
んしているね」といいます。

よくわからないけど、だい3わもよもう。

6 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/10(木) 16:42 ID:???
サクラバ?

7 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/10(木) 17:42 ID:???
アルジャーノンのパロディ?

8 名前:鈴原[sage] 投稿日:2001/05/10(木) 17:44 ID:???
ヘレン・ケラーやんけ。>7

9 名前:not7[sage] 投稿日:2001/05/10(木) 17:56 ID:???
トロの日記かと思った

○月×日(△)
きょうはシンジとあそんだニャ
シンジはすなあそびがだいすきニャ
すなあそびってムネキュン?

10 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/10(木) 18:34 ID:???
○月X日

きょう、サリバン先生がヘレンさんのかていきょうしになるため、
とおくにいっちゃった。ちょっとさびしい。かわりにストラウス
先生がぼくのたんとうになりました。「きみ、パロディをやるつ
もりなのに、いきなりとうじょうじんぶつの名前をまちがえたら
だめだよ、ゴルァ!」とストラウス先生がおこりました。とてもこ
わくて、おしっこをちびってしまいました。

「セカンドリング」第3話をよみました。シンジ君がアヤナミさ
んのことをとてもしんぱいしています。せいかくのかわったシン
ジ君にはともだちのことをたいせつにできるようです。「こんな
まえむきなシンジは逝ってよし!」とストラウス先生がどなって
います。とてもこわくて、またおしっこをちびってしまいました。

でも、まずはじゅんちょうにLRSです。第4話もよもう。

11 名前:名スレの予感[sage] 投稿日:2001/05/10(木) 18:36 ID:???
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=eva&key=986864975&ls=50
感想はこっち↑に書くとして、とりあえずマターリ見守っていよう。

☆☆☆EVA板・感想スレッド☆☆☆
http://teri.2ch.net/eva/kako/986/986864975.html
12 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/10(木) 18:56 ID:???
○月X日

「セカンド・リング」第四話から第七話までよみました。
リツコさんがかなりシンジ君のことをうたがっています。
たしかにシンジ君はかなりあやしいです。説明もされてい
ないのにしょごうきをうごかせたり、病院にいるアヤナミ
さんに

>「綾波……きみを、守りに来たんだ」

などと、とてもはずかしい発言をしています。ストラウス
先生がぼくのとなりで「かいー、かゆすぎる」と背中をボ
リボリかいています。先生ははずかしいのでしょうか?

なんだかとてもはずかしいLRSになりそうです。でも、
とりあえず次も読もう。  

13 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/10(木) 20:28 ID:???
○月X日

「2nd Ring」第八話から第十話まで読みました。甘いどころ
の話ではなく、激甘の予感がします。

そのことをストラウス先生に話したところ、「うん、確かに
まるでハチミツとレンニュウをかけたワッフルを食べている
ようだ。あれで茜はよくとうにょうびょうにならないものだ」
という訳のわからない返事がかえってきました。この人、僕
の担当で本当に大丈夫なんだろうか?

それはともかく、「2nd Ring」です。この作品のシンジ君は
どうも作者のもうそうが反映されたスーパー・シンジ君のよ
うです。美男子でモテモテで、

>その瞳は、強い意志と、揺るがぬ決意に彩られているばかり
>でなく、自責と慈愛、哀惜と謝意とが絡み合い、奥の知れな
>い複雑な深さを見せていた。

こんなのシンジ君じゃないです。というか、性格がまったく正
反対のように思えます。ストラウス先生と一緒に「ドキュソじゃ、
ゴルァ!」と叫んでしまいました。

あと、第九話でシンジ君がトウジ君に再会したときに、トウジ
君におもわず「トウジ」と呼びかけています。トウジ君はなぞ
の転校生が自分の名前を知っていることに疑いを持たなかった
のでしょうか?

このことをストラウス先生に報告したら、「スズハラ、逝って
よし!」とまたどなっていました。やっぱり怖いのですが、も
うおしっこはもらしません。

次も読もう。

14 名前:ヲナル[] 投稿日:2001/05/10(木) 20:34 ID:LXN.4I2g
〇月△日
朝起きて、夜寝た。

15 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/10(木) 20:43 ID:???
>>1
「アルジャーノンに花束を」ですね。
あれ、知能MAX期の文章が無茶苦茶レベル高いです。
相当な自身を持ってるとみました。

16 名前:15[sage] 投稿日:2001/05/10(木) 20:44 ID:???
7と被りました

17 名前:ばろむわん[ドキュソ☆にっき じゃないですよw(自称)] 投稿日:2001/05/10(木) 22:08 ID:???
○月X日

「2nd Ring」第十一話まで読みました。
シンジ君が、また、キャラにそぐわない、笑顔を、みせています。
そぐわないまでいうと、気の毒ですが、屈託のない、素直な、男の子です。
学校にいっても、そつのない会話と、笑顔で、女の子を引きつけています。
男のクラスメートに対しても、態度を変えない、典型的な「いいやつ」。
ネルフの王子様という、自分の立場を、意識しだしたのでしょうか。
そういえば、第6話でも、初対面のアヤナミさんに対して、
当然のように、「お姫様抱っこ」をしていました。

「2nd Ring」は、週一更新で、現在九十三話まで、公開されているそうです。
「ナゲーヨ」ともらすと、キニアン先生に、聞きとがめられました。
キニアン先生は、腰に手をあてて、
「小説のメリットは、時間的な、持続性にあるのよ。
シンジ君が、いってた言葉を、よーく思い出しなさい。
『楽しいこと、みつけたんだ。そればっかりやってて、なにが悪いんだよお』
もちろん、悪いことなんか、何も無いのよ」
とおっしゃいました。
毎日、数話ずつ読んでいくことにしますというと、
「その調子よ」と褒められました。

次も読もう。

18 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/11(金) 01:36 ID:???
○月X日

「2nd RING」第十二話を読みました。感想としては、L
RSの本質とは「綾波育成計画」であると知りました。

この点ストラウス先生は僕の担当者としてうってつけか
もしれません。いま隣で「レイたんレイたん、ハァハァ」と
あえぎ声をだしていますから。

...しかし、こいつやばいです。それで、ニーマ教授
にクレームをつけるべきかどうかについて、キニアン先
生と相談しました。彼女はさもつまらなさそうに「ここ
は2ちゃんねる空間だから、いろんな人がいるのよ。」
とおっしゃいました。

そうか、そんなものなのか。

次を読もう。

19 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[age] 投稿日:2001/05/11(金) 02:34 ID:???
age

20 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/11(金) 02:45 ID:???
めっさワラタ。
コロンブスの卵とはまさにこのことだな。

21 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/11(金) 06:24 ID:???
○月X日

「2nd RING」第十三話を読みました。
シンクロ率チェックの時にミサトさんがリツコさんに聞きます。

>「……まさか」
> ミサトが、ゆっくりと口を開いた。
>「……別人……だって言うの……?」

「別人じゃ! わからんのか、ゴルァ!」と思わずツッコんでしまいました。

あとは「レイたん育成計画」が徐々に実をつけ始めたようです。用事もな
いのにNERVに行ったようです。別人シンジ君と一緒に歩きながら、

>レイの口許には、自然と微笑みが浮かんでいた

ようです。なんだかチョコレート味のマジックマッシュルームを
食べたような感じになって、頭がクラクラします。
それでしょうがないので、ストラウス先生にみてもらったら、「君も
LRSの味を覚え始めたようだね、ひっひっひ」と言われてしまいました。

...逝ってきます。

22 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/11(金) 06:42 ID:???
○月X日

今日は「2nd Ring」を読むのはお休みにして、ストラウス先生に
連れられて、とある研究室に連れていかれました。「何があるんですか?」
と聞いたら、ストラウス先生は「綾波を培養しているんだよ」と答えてから、
声を潜めて肩で笑っていました。まじで気持ち悪いです。

連れていかれた研究室には、びっくりしたことに服を着たネズミが
机の上に座って、「んーんんーんんんー」と鼻歌を歌っています。

「歌はいいねぇ。人間がつくった文化の極みだよ。そうはおもわないかい、
チャーリー君。」

マイケル・J・フォックスの声でした。

「どうして僕の名前を知っているの?」
「失礼だが、君はもうすこし自分の立場をわきまえたほうがいい。」
「そ、そうかな。き、君は?」
「僕はアルジャーノン。君とおなじく仕組まれたものさ。」

そういって、アルジャーノンはにっこり笑いました。

...思わず握り潰してしまいました。

23 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/11(金) 07:21 ID:???
○月X日

「2nd RING」の第十四話を読みました。第四使徒のお話でした。
途中まではつまんなくて欠伸をしながら読んでいましたが、
後半、ミサトさんのお説教でシンジ君が反論します。ミサトさんは
言いくるめられています。厨房に言いくるめられている三十女は
けっこう見苦しいと思いました。

また、シンジ君も自分は別人じゃないかと思い始めたようです。
「まんま別人じゃ、」とつっこんでしまいました。

ところで今日は先日握りつぶしたはずのアルジャーノンが隣にいます。
なぜか僕のことが気に入ったようです。彼が読んでいるのは「二人の補完」です。
そのうち喧嘩になるかもしれません。

そのことでニーマ教授にクレームをつけにいったら、「いやー、どっちが早く
かついい論評ができるかなぁと思って。LASとLRSでちょうどいいだろ」という答えが
かえってきました。

先生、僕、ネズミと競争するのは嫌です。

次を読もう。

二人の補完
http://www.letlive.jp/maisoneva/maison04/e08.html
24 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[age] 投稿日:2001/05/11(金) 10:56 ID:???
age

25 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/11(金) 20:46 ID:???
○月X日

「2nd RING」第十五話を読みました。LRSの萌えどころ「ヤシマ作戦」
の前半です。案の定、シンジ君はレイたんの裸をみて、今宵のオカズ映像を
脳内にダウンロードしている模様です。ただ、「レイたん育成計画」で有効なフラグが
すでにたっていますので、

>レイは、シンジのズボンに手を延ばした

というイベントシナリオがついていました。

ストラウス先生にこのことを報告すると、「ごめん、ちょっとトイレに行ってくる」
と前かがみのまま研究室を出て行きました。

次も読もう。
 

26 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/05/11(金) 21:00 ID:???
>>25
激ワラタ

27 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/11(金) 21:25 ID:???
○月X日

「2nd RING」第十六話を読みました。LRS前半最大の萌え萌え「ヤシマ作戦」後半
です。隣ではストラウス先生が感涙にふけっており、「ぐふ、ぐふ、よかったねぇ、
レイたん」といい年をこいて泣きじゃくっています。これがLRSのあるべき姿なん
でしょうか?

彼が相手では到底まともな評論ができないとおもい、ニーマ教授の研究室に行きまし
た。教授は僕に席をすすめて、「どうだった?」と感想を求めてきました。僕は素直
に感想を述べました。

「悪くはないんですが、その、どうしてあのFFではストーリーそのものはまったく
かわらないんでしょうか? 人間関係、とくにシンジ君と綾波さんのラブラブ関係を中
心にびみょうに変化はしているんですが、大筋は完全にオリジナルをなぞっているだ
けで、あんまりおもしろくないんです。シンジ君は作戦前にいろいろあーしたら、こ
うしたらと考えるのですが、それがぜんぜん役に立っていないし、ミサトさんのキティ
GUYな作戦が実はいちばん有効であるというどうしようもない結果に終わっている
ような気がするんです。もちろん、ストラウス先生のような純粋LRSには「綾波育
成計画」で十分だと思うんですけど。」

「うん、そうだね。「逆行もの」の悪いところはそこなのかもしれないね。スーパ
ー・シンジ君でオリジナルスートーリーをなぞるだけというまったく芸のないこと
を平気でするからな。「逆行もの」の作者にはもうすこしひねりを求めたいものだ
ね。そうでなければ、二十年は放置だな。」

そういいながら、ニーマ教授はメモをくれました。

「次はそれも読んでみなさい。スーパーシンジで、ストーリーなぞりものでさらには
いまだに完結していないという点で「2nd RING」と同じだが、芸風がまったく逆だか
らね。」

そのメモには「けだものシンジ」と書かれていました。

次からは「2nd RING」と平行して読むことにしよう。

けだものシンジ
http://www.cnet-tc.ne.jp/k/kouji/ss.html
28 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/11(金) 21:31 ID:???
>そのメモには「けだものシンジ」と書かれていました。

そんな選択かよ!

29 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/11(金) 22:37 ID:???
○月X日

今日は「2nd RING」を一時中止して、ニーマ教授に勧められた「けだものシンジ」を
第1話から第4話まで読みました。確かに同じスーパーシンジでも芸風はまったく逆
でした。「2nd RING」のスーパーシンジ君が生徒会長的優等生だとしたら、「けだも
のシンジ」のスーパーシンジ君は「ぬまっき」で最大グループの番を張ってそうです。

一方で、陽のあたるところを好み誰にもすかれ、頭もよく、彼女とは「キックオフ」
状態であるシンジ君。他方で、ム所帰りで、戦闘能力がサイヤ人並で、女性を見るや
「こいつらみんなおれの○奴隷?」と考えるシンジ君。

スーパーシンジが作者の妄想を反映していることを考えると、人間の妄想というのは
いろいろな方向で発展できるんだなぁと感心しました。

そのことを教授に報告したところ、「うん。それとLRSという観点からも非常に興
味深い考察できるだろう」という返事が返ってきました。

なんだかよくわかりませんが、Vシネマを見るつもりでもうちょっとだけ続きを読む
ことにします。

30 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/05/11(金) 23:21 ID:???
継続きぼーんage

31 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[age] 投稿日:2001/05/12(土) 00:41 ID:???

>29
Vシネマにワラタ

32 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[age] 投稿日:2001/05/12(土) 00:45 ID:???

アルジャーノンの「二人の補完」も読みたい

33 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sge] 投稿日:2001/05/12(土) 04:16 ID:???
あげ

34 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/12(土) 08:43 ID:???
○月X日

今日は、奇妙な光景を目撃した。
中庭のベンチで、アルジャーノンと、大学院生のバートが、
口角泡を飛ばすといった勢いで、議論をしている。
バートは、はじめネズミの世話を、ニーマー教授に命じられたとき、
「小さい動物はすきだよ。でもネズミなんて」と、不満げな様子だった。
しかし、実際に服を着たネズミを見て、意見を変えたらしい。
彼に言わせるとアルジャーノンは、「すっごくカワイイ」
のだそうだ。

……「ふうむ、先日読み始めた『二人の補完』だけれど、
今一つわからないことがあるな。
冒頭の2話を読む限りでは、アスカさんは、
随分以前からシンジ君のことが好きだったのに、
恥ずかしくて言い出せなかった事になっている。
明るくて勝気だけれど、いざとなると恋愛にしり込みしてしまう、
どこか乙女チックな女の子といった風に。」
と、アルジャーノン。
「そ、それのどこが悪いんですかっっ!!!!
あなたは、本当のアスカさんがわかっていないんですよ!!!!」
叫び声をあげるバート。
彼は、普段は温厚ないい人間なのだが、激しやすいところがある。
「いや、『ときめき☆オレンジロード』以来の伝統は、尊重するよ。
今時こんな女の子はいないなんて、いうつもりもないんだ。
ただ、こういうキャラ設定でやるなら、
無理やりエヴァにしなくても、例えば、ラブひ…」
「ストーーップ、ストップ、ストップ!!!!
それをいっちゃあ、いけない!!!!
それをいっちゃあいけないよ。少なくとも今は。
結論を急ぐべきではないよ。ね、ね、ね!!!!
まだ2話しか、読んでいないんだからさ、君は」
……

声をかけないほうが良さそうだ。

35 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/12(土) 09:22 ID:???
○月X日


今日も「2nd RING」を読むのを中止して、「けだものシンジ」をとりあえず読みきりました。ス
トラウス先生の指導のもと、現在「エヴァFFにおけるスーパーシンジ君の意義について」とい
う問題を考察していますので、とりあえず以下のような報告書を書きました。

この作品のシンジは、(1)さらにパワーアップしてスーパーサイヤ人的な戦闘能力を持つこと、
(2)性的関係も含めて他人への支配欲求と、自己中心性がきわめて高いこと、(3)「ザ・レ
イプマン」に決して負けないスゴ腕テクニックを持っていることが特徴である。その意味では「
けだものシンジ」における綾波シンジはスーパー・ドキュソ・シンジと言っても過言ではない。この
スーパー・ドキュソ・シンジも、もちろん作者の自己像をフィクションにおいて妄想化したものであ
り、その意味でフィクションにおける自己正当化と都合主義がうまく結びついていることは言うま
でもないことである。その意味では、社会性に関するベクトルでは異なるものの、「2nd RING」や
「新世界エヴァンゲリオン」に見られるスーパーシンジ君(ネルフの王子様型)と共通する要素を
持っているものと考えられる。

この報告書じたいは今のところはこれでいいと思うのですが、問題はニーマ教授から与えられた
「鬼畜ものにみられるLRS要素について」です。やっぱり、「けだものシンジ」とLRSがな
かなか結びつきません。そこで仕方がないので、ストラウス先生に聞いてみました。すると先生
はニヤリと笑って、「LRSは奥が深いんだよ」と言います。「どういうことですか?」と聞く
と、イスに座りなおして熱く語り始めました。

「いいかい、「けだもの」のシンジはドキュソの妄想を最大化したもので、ミサトやリツコを調教
して楽しんでいるわけだが、彼じしんとしては彼女達を性欲求の処理道具としか見ていないわけ
だ。しかし、レイ、あの作品では碇レイだな(ここで先生は机の上にあったレイたんのぬいぐる
みを手にしました)、このレイに対しては彼は慎重すぎるほど慎重に対応している。作品の第5
話後半においても、LRSにおいて最大の萌え場の一つである「シャワーを浴びたレイとの遭遇」
をあっさりとやり過ごしている。」

「あ、あのう、先生。それだったら、やっぱりLRS要素はないんじゃないんじゃ?」

「甘い。さっきも言ったとおり、欲求不満の作者の調教願望を最大化したのが、スーパー・ドキュソ・
シンジなんだ。そのスーパー・ドキュソ・シンジが、通常の甘口LRSのシンジと同様の行動をとっ
たらどうなる?」

「...やばいことになるでしょうね。」

「そうだろ。でも、それだったら処理道具であるミサトやリツコとはまったく同レベルになるわけ
だ。しかし、人は本当に愛しているものは大切にするのが自然の摂理だ(そう言いながら、先生は
レイたんぬいぐるみを愛しそうになでました)。それはたとえスーパー・ドキュソ・シンジであっても
変わりはない。これは彼のマヤちゃんへの扱いでも分かる。彼自身はマヤちゃんのことがけっこう
好きなようで、ミサトのときは焼きゴテを使ったにもかかわらず、マヤちゃんに対しては刷毛を使
ったソフトプレイをやるほどだ。またレイに対するスーパー・ドキュソ・シンジの気持ちは次の文に
表われているだろ?

>レイの姿は見ても声をかけた事はないのだ。 レイの明るさ、人に好かれる性格。その笑顔にシ
>ンジはなぜか近寄ることができなかった。」

「はぁ...、なるほど。でも、LRSの本質である「レイたん育成」という要素は?」

「ちっちっち、だから君は甘いんだ。見たまえ、あの作品でレイたんは

>綾波クン家族いないんだ・・・可哀想・・・ それにしても綾波クンに裸見られちゃった・・ど
>うしよう・・・お嫁にいけない!・・・ あっ!でも綾波クンが旦那さんなら・・・・ はっ!
>何考えてるの私!・・・・恥ずかしい・・・

とぶつぶつ心の中で考えているではないか。これが育成プロセスでなかったら、何が育成プロセス
なのかね? その意味では一見単なる鬼畜ものとしかみえない「けだものシンジ」にもちゃんとLR
S要素はあるのだよ。LRSは極めて奥が深いんだ。分かったかい、チャーリー?」

なんか、熱く熱くLRSの奥深さを語るストラウス先生に強引に納得させられました。とりあえず
納得したかどうかは別にして、ストラウス先生の見解をまとめて報告書として提出することにしま
す。

明日は「2nd RING」を読もう。

36 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/12(土) 12:40 ID:???
○月X日

したり顔で、自説を語るネズミと、
情緒不安定な大学院生のコンビを、また見かけました。

「第4話まで読んだよ。」
「で、どうですか、どうですか、感想は?
二人の精神状態にシンクロして、ウトゥになりながらも、
我知らず引き込まれていくような展開でしょう!!!!」
ネズミに対して、慇懃な言葉で話し掛ける男というのも、
おかしな光景ではある。
「そうだね、舞台が精神病錬ではなくて、無人島だったら最高だなと思うよ。」
「どういう意味ですかそれは?
どうして素直に、面白かったといえないかなあ!!!!」

余談ですが今朝、「カワイイ」ものが大好きなバートが、
レッサーパンダの帽子を被って研究室にやってきました。
可愛すぎます。
そのスタイルだけはヤバイと思って、説得したので、
何とか思いとどまってくれました。
やれやれ。

37 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/12(土) 14:42 ID:???
マジで面白い。

38 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/12(土) 21:54 ID:???
○月X日

「2nd RING」第十七話から十九話まで読みました。

「レイたん育成計画」がセカンド・ステージに入ったことを
確認しました。レイたん、スーパーシンジ(ネルフの王子様
型)にメロメロです。しかも、自分がメロメロであることを
病気と誤解して、「動悸不良、不整脈。体温不安定、胸部痛
覚異常、正常じゃないわ」と診断しています。

なんかマジで頭がクラクラしてきて、僕も病気かと思いまし
た。ところが第十八話に入ると、「実は旨いやん、コレ!」
と思い始めました。

そのことをストラウス先生に報告したら、次のような返事が
返ってきました。

「うん、君も本格的にLRSの味を覚えてきたようだね。私
にも似たような経験があるよ。イギリスに留学していたとき
にカレッジの飯がまずくってね、ずいぶんヘキエキしていた
んだが、ある日突然「実は旨いやん、これ!」と思い始めて
ね。あの時はショックだったな。自分の味覚がいよいよおか
しくなり始めたのかと思ったからね。でも、それ以後あの「
マーマイト」すらおいしいと思ったもんな。いまじゃ、たっ
ぷりトーストにつけて食べるようになったよ。やっぱり、人
間、洗脳されたら極楽だよね。」

...先生、いま僕は洗脳されている真っ最中なんですか?
本格的に逝ってきます。

39 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/12(土) 22:19 ID:???
○月X日

春です。なんだかソワソワして、「2nd RING」にも手がつ
きません。というか、あんなの読んでるから、ソワソワし
ちゃうんだろうと思ってしまいます。それで気分をかえて
外出することにしました。でも、一人で外にでるのも気が
ひけます。でも、アルジャーノンを誘うのはもっと気がひ
けます。彼も春なのか、僕の肩にのって、首筋に身をゆだ
ねてきます。それだけならまだいいのですが、時々首筋に
息を吹きかけてきます。それを僕がとても嫌がると、潤ん
だ目で「君は身体的接触が苦手なのかい?」などと聞いて
きます。ついでに、レッサーパンダの帽子をいじくりなが
ら、僕らをみているバートの目に嫉妬がちらついています
し。

そこで、キニアン先生を誘うことにしました。彼女は二つ
返事でOKしてくれました。今からの時間だと、映画を観
て、夕食ということになるでしょうか。ちょっとドキドキ
です。

それじゃ、逝ってきます!

40 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/12(土) 22:20 ID:???
○月X日

春です。なんだかソワソワして、「2nd RING」にも手がつ
きません。というか、あんなの読んでるから、ソワソワし
ちゃうんだろうと思ってしまいます。それで気分をかえて
外出することにしました。でも、一人で外にでるのも気が
ひけます。でも、アルジャーノンを誘うのはもっと気がひ
けます。彼も春なのか、僕の肩にのって、首筋に身をゆだ
ねてきます。それだけならまだいいのですが、時々首筋に
息を吹きかけてきます。それを僕がとても嫌がると、潤ん
だ目で「君は身体的接触が苦手なのかい?」などと聞いて
きます。ついでに、レッサーパンダの帽子をいじくりなが
ら、僕らをみているバートの目に嫉妬がちらついています
し。

そこで、キニアン先生を誘うことにしました。彼女は二つ
返事でOKしてくれました。今からの時間だと、映画を観
て、夕食ということになるでしょうか。ちょっとドキドキ
です。

それじゃ、逝ってきます!

41 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/12(土) 22:23 ID:???
○月X日

欝だね・・・・・・・・・・・・
二重投稿しちゃったよ・・・・・
ふふ・・・・・・・・鬱だね・・

42 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[age] 投稿日:2001/05/13(日) 00:38 ID:???
age

43 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/13(日) 08:56 ID:???
○月X日

映画のセレクトを考えながら歩いていたら、
例の如く、アルジャーノンとバートの声が、耳に入ってきた。

「『二人の補完』、第7話まで読んだよ。
シンジ君は、なんだか、変身する前のジム・キャリーみたいだったな。
『ふたりの男とひとりの女』でも、『マスク』でも構わないけれど。
愛想笑いがトレードマーク。しもねたの扱いも、どこか共通性がある。
世界はアメリカンジョークに満ち満ちているね。」

「ま、またそんな感想を……。
私も、読み返していますが、
すれ違う二人の想いが、せつなくて、せつなくて!!!!
ここまで、僕の心をかき乱す作者が、恨めしいような気さえしていますよ。
まったくもって、正味な話!!!!」

今日も今日とて、キャンパスに、バートの上ずった声が響き渡っている。
エヴァFFというのも、罪作りなものだ。

「暴走して、作者に中傷メールを送ったりしないようにね」

「そんなストーカーみたいなことは、しませんっっ!!!!」

44 名前:あぼーん[あぼーん] 投稿日:あぼーん
あぼーん

45 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/13(日) 16:22 ID:???
>>44
逝ってヨシ!

46 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/13(日) 19:44 ID:???
>>44
狂信的綾波stの方ですか?

47 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/05/13(日) 20:31 ID:???
age

48 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/13(日) 20:48 ID:???
>>46
単なる厨房と思われ(藁

49 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[age] 投稿日:2001/05/13(日) 22:05 ID:???
つうか適度にLASもLRAも突っ込んでいるな。

50 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/05/13(日) 22:35 ID:p.icQAr2
頑張ってくれ。贔屓にさせてもらおう。

51 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/13(日) 22:37 ID:???
ここではあんまりレスせず、感想は感想スレでやろうぜ。
俺も応援。

52 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/14(月) 19:42 ID:???
○月X日

どうして今までアリス・キニアンがこんなに美しいことに気が
つかなかったのだろう? 彼女の黒曜石の瞳に、肩まで伸ばした
金髪、泣きぼくろ。きっといままで研究室にこもって、白衣を
着ている姿しか見たことがなかったからだ。

僕らは映画を観に行き、そして夕食を一緒に食べたが、一本目
の映画についてはあまり覚えていない。というのも、隣に座る
彼女に気を取られ過ぎたからだ。気がついたときには、ウナゲ
リオンを懺滅後、シンジが彼の命を救ったアスカと結婚するた
めにヨーロッパに行くというエンディングだった。

「桜の咲くころに」という二本目の映画はより興味深いものだ
った。シンジとアスカとカヲルの三人の微妙なバランスが嫉妬
と欺瞞と束縛的な愛情で、次第に崩れていくという心理ものだ
った。

同じ大学に通うシンジとアスカは、ある日カヲルに再会する。
それから、三人はいつも一緒に行動するようになるが、シンジ
には、自分がお互いに痛烈に批判しあうカヲルとアスカの間で
「やじろべえの支点のように」バランスをとっていたように思
われた。しかし、ある日を境に三人のバランスは崩れていく。
そのような状況で、カヲルは再び入院するのであった...。

映画を見終わったあと、僕は自分の感想を彼女に言わざるをえ
なかった。

「あんなの嘘だ。あんな風にものごとが起こるはずないよ。」
「もちろんよ、だって作りものの世界なんだから。」
「違う! そんなの答えじゃない。たとえ作りものの世界だっ
てルールはなければならないんだ。オリジナルの第弐拾四話を
作品の前提としてるのに、使徒だったのに、すでに死んでいる
はずなのに、どうして突然桜の下で

>やぁ、シンジ君。調子はどうだいって?

ってカヲル君が現われるんだよ。しかも、アスカと一緒にネル
フのドイツ支部にいたなんて。そりゃ内容はイタくてしびれる
よ。でも、作品の設定そのものがあまりにも曖昧で、ご都合主
義すぎるよ!」
「そんなことを言っていたら、エヴァFFの多くは成立しない
わ。LASもLRSも、条件を曖昧にして初めて成立するのだ
から。オリジナルを作品の条件として完全に受け入れたら、ど
うしてアスカがシンジに惚れるのかさっぱり分からないわ。つ
まり、LASそのものが成立しないの。LRSだってそうよ。
レイは母親のクローンでしょ。「魔の刻」の岩下志麻なみに気
持ち悪いわよ。」
「僕は混乱しているよ。何がなんだかさっぱりわからない。」
「大丈夫よ。あなたはFFを読んで理解し始めているわ。FF
の背後にあるものが見え始めているのよ。」
「...」
「他の人がずいぶん長い時間をかけて読んでいるFFをあなた
は一週間で読んでいることを忘れないで。あなたはFFの知識
を吸収する大きなスポンジなのよ。」

...そうなんだろうか。僕にはやっぱり分からない。「2nd
RING」だけじゃなく、他の作品も読もう。

桜の咲くころに
http://www.asahi-net.or.jp/~tm3r-nd/cont/maehara/sakura1.html
53 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/05/15(火) 04:47 ID:???
あげ

54 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/15(火) 21:30 ID:???
○月X日

「2nd RING」第二十話から第22.5話まで読んだ。これで
第一部を読了。ちょうどアスカが来日したところだった。
相変わらず、「レイたん育成計画」をオリジナル(TVシリ
ーズ+貞本エヴァ)に忠実にしたがって展開しており、芸が
ない。まぁ「レイたん育成計画」が萌えーなのが、この作品
の唯一の長所か。それでも、第二十話の進路相談において、
レイたんが

>碇君と、一緒に、いたい……
>それが、私の願い。
>碇君が進学するなら、私もします。
>碇君が行く高校に、私も行きます。
>碇君と、死ぬまで、ずっと一緒にいたい。
>それが、私の、願い、です…

などとクラスの担任にノロケているが、いまどきの厨房がそ
んなことをするとは思えず、また厨房でそんな発言をすると
は、まるで「金八先生」での「15歳の母」を想像させるほ
どの視野キョウサクとも思え、ちょっと興醒め。

というわけで、こればっかりを読むのはつまらないので、ス
トラウス先生に他の作品を教えてもらうに、彼の研究室に行
った。

部屋に入るとストラウス先生が制服を着たレイの1/1フィ
ギュアを膝に乗せていた。おもわず冷たい汗が流れる。しば
しの沈黙の後、そのフィギュアがこっちを向いた。

「綾波レイでーす、よろしく!」
「.....」
「い、いや、こんど教授会で宴会があるんで、そこで腹話術
でもやろうかなぁと思って。ねぇ、レイちゃん。」
「そう、よかったわね」
「...先生、寒いです」
「...君、つめたいなぁ。つきあってくれもいいじゃん。
ねぇ、レイちゃん。」
「そう、よく分からない」
「...レイちゃんにも呆れられているじゃないですか。
とっとと新しいFFを教えて下さい。」
「確かに自分でやっていてもちょっち寒いよ、このネタ。
まぁいいや、レイちゃんが教えてくれるよ。」
「何を望むの?」
「...何かこう胸がキューンとするような作品がいいん
ですけど。」
「...キューン、よく分からない。イタイやつ、それと
もセツナ系?」
「どっちでもいいですよ。「イタモノ」スレでもどっちで
もいいという流れになっているんですから。」
「そう、それじゃ、LRSじゃないけど、これはどう?
「そらの下で」 セツナ系(アヤナミスト派)だから。」
「おもしろそうですね。読んでみます。」
「そう、よかったわね。」

というわけで、明日は「そらの下で」を読んでみます。し
かし、先生、腹話術の練習なのに、なぜローションが机の
上にあったのでしょうか?

そらの下で
http://www.asahi-net.or.jp/~tm3r-nd/comm/3year/bluesky.html
55 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/15(火) 21:50 ID:???
とうとう俎上に乗せるか、それを(W

56 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/05/15(火) 23:54 ID:???
期待あげ

57 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/16(水) 02:29 ID:???
○月X日

ストラウス先生に勧められた「そらの下で」を読了した。その後、
先生と議論を行なうために、先生の部屋に行く。先生はレイたん
フィギアはクローゼットの中に隠したらしい。なんでも宴会で腹
話術の自作自演をやったら、だいぶ煽られたとのこと。小心者は
キャラハンを名乗らないほうが賢明なようだ。

「どうだった? 「そらの下で」は」
「よかったです。さすが名作の誉れ高い作品でした。ただいくつ
か疑問が残りました。」
「ほぉ、どこかね?」
「一つはケンスケのキャラ設定ですか。彼はもっと醒めたキャラ
であるはずなんですが、なんかこう尾崎豊しています。醒めたキ
ャラであるはずのケンスケがなぜか「くそったれ」を連発してい
て違和感を覚えました。彼が世の中に苛立っていることを表現し
ようとしたのでしょうが、なんかあの作品でのケンスケは「盗ん
だバイクで走りだーすー」って感じがします。つまり、世の中に
苛立っているけど、不良になれない頭のいい厨房って感じでしょ
うか。オリジナルのケンスケって、もうちょっと頭のわるーいド
キュソ厨房のイメージが強いんですけど」
「んー、まぁそういわれりゃそうかな? どっちにせよ、優等生
じゃないけどね。」
「それと、これはEOEの解釈に関わってくると思うのですが、
シンジが望んだのは「融合していない」世界、つまりあの作品で
はケンスケたちのいる世界であって、「赤い浜辺」ではないはず
です。」
「どういうことだい?」
「つまり、シンジとアスカがもどった「赤い浜辺」はサードイン
パクトがあって、たまたまそうなった「ケンスケたちがいる世界」
のはずだということです。シンジじしんが好んで「あっちワール
ド」に行ったとは思えなくって。まぁFFっておおかれすくなか
れオリジナルの設定という条件を緩和しないとできないものです
けど。」
「ふーん...。でも、それは君の主観的解釈だろ? 作者の解釈
が間違っているとは言えないよ。」
「あとはなんでレイたん、ここにいるの?って感じで。いや、赤
い浜辺で「アスカぁぁぁ、僕を見捨てないでええ」と迫るシンジ
に「きしょいんじゃ、ゴルァ!」とケリをいれるアスカを、マター
リ観察するレイたんがいてもいいんですが、なにも中学校の屋上
で覗きをして「にやり」としなくてもいいと思うんですけど。歌
舞伎町の覗き部屋じゃないんだから...。」

とここまで言ったら、ストラウス先生がイライラしているようだ。

「...君ねぇ、そんなことはどうでもいいんだよ。もっと本質を
つきなさい、本質を。君のFF評論はクサレ厨房のいちゃもんづけ
にしか聞こえないよ。」

...宇津駄氏脳。

58 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/16(水) 03:22 ID:???
○月X日

宇津状態のまま、今度は「秋日和」を読み始める。よけい宇津に
なりそうだ、この作品。とりあえず感想をまとめてストラウス先
生のもとに行く。コミケが近いせいか、先生はレイたんのコスプ
レ(プラグスーツ)をやっていた。カミソリあとの残るレイたん
は腹話術で煽られたのに懲りていないらしい。

「今日は何を読んだの?」
「「秋日和」です。」
「そう、イタモノ/セツナ系に走っているのね。甘口LRS、恋
しくない?」
「恋しいですぅ」
「感想は?」
「レイたんの性格設定が甘いと思いました。なんか都合のいい女と
いう感じがするという「イタモノ」スレでの感想にうなずいてしま
いました。」
「そうね、よく分かるわ。なんか根性悪のクサレ女って感じがする
わ。」
「最後の車でのシーンでも、

>顔をくしゃくしゃに歪ませて、彼女は僕を問いつめる。
>「どうしてなの...どうして?。」

はないでしょ。おまえのせいじゃ、ゴルァ! と言いたくなりますね。」
「そうね、碇君。」
「まぁ確かに親子関係でのイタモノって珍しいですけど、痛いのは
LRSだけのような気もしますし。あと、文章がギドッとアブラぎ
っているのはまずいですね。最後のほうの独白も長いですし、読者
に負担をかけますよ、あれ。」
「そうね、碇君。私もカミソリメールを送ろうかと思ったわ。」

...先生、それはやっぱりまずいです。

秋日和
http://www.asahi-net.or.jp/~tm3r-nd/cont/yas/profile.html
59 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/16(水) 03:30 ID:???
○月X日

一人ツッコミ

>コミケが近いせいか

ぜんぜん近ないやん!

60 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/16(水) 15:29 ID:???
○月X日

「『二人の補完』は、第10回で前章(Air編)終了だね。
ここで、ひとまず中間報告という形で、整理してみたいのだけど、どうだろう」
服を着たネズミ、アルジャーノンはいった。

「賛成です。後章は、前章の3年後という設定ですから、良い区切りです。
幸い、作者が詳細な『執筆ノート』を、以前掲示板で発表していますから、
これの該当箇所も、併せて検討しましょう。」
彼の世話を命じられた、大学院生のバートがいった。

「まず第一に、確認しておきたいのは、『二人の補完』が、
映画theEndOfEvangerion(以下EOE)に対する、作者の解釈と、
密接に関係しているということ。
そして、『二人の補完』は、アフターEOEとしての、
LASに共通する、特徴的な要素をいくつも持っている。

どういうことか。
EOEでは、演出面で、赤と白の対立が描かれている。
赤は言うまでもなく、弐号機のボディカラーで、アスカの特徴色。
そして、TV放映分では、白はレイの特徴色として使われていたが、
EOEでは、それだけに止まらない。
量産型エヴァ、シンジの右手に降りかかった精液など、
補完計画に関わるもの全てを、白は表している。

シンジの内面世界で、補完計画を中止させた要素の一つに、
アスカの存在がある。

けびん氏自身は、
>EOEの毒電波
として、映画に批判的な態度をとっている。
しかし、シンジとアスカの和解をもって、
アフターEOEを描こうとする、LASの欲望。
そこには、ある程度、EOEに対する正当な受容が、
存在するともいえるんだ」

「おおっ、素晴らしい、素晴らしい論理展開ですよ!!!!。
やっぱりLASは正しかったんだ。
アスカちゃんばんざ〜い!!!!」

バートの、通常よりさらに1オクターブ高い叫び声。
アルジャーノンは、いやそこまではいってない……
と呟いたが、もとより、バートの耳に届くわけもなかった。

61 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/16(水) 17:53 ID:???
○月X日

宇津だ。昨日もその後、レイたんコスプレのストラウス先生に
「でも、あなたは「秋日和」の本質をとらえていない」と指摘
された。イタモノ/セツナ系を読み始めてから、スランプに陥
ったようだ。とりあえず気分転換にでもと、街をふらふらして
いたら、アリスにばったり会った。なんかとても嬉しい。喫茶
店に彼女を誘い、最近のスランプについて語った。

「そういうことで、ストラウス先生に怒られて、ウッツーなん
だ。うまく批評もできないし、僕はどうしたらいいんだろう。」
「ねぇ、チャーリー、この前も言ったんだけど、あなたは普通
の人の100倍のスピードでエヴァFFを読んでいるのよ。そ
んなに焦らなくてもいいと思うけど。」
「でも、このままじゃみんなにsageられちゃうよ。そんなの嫌
なんだ。笑える評論を目指しているのに。単なる揚げ足とり厨
房になってしまいそうで。」
「ねぇ、チャーリー。大切なのは、笑いをとることじゃないわ。
本質をつく評論が大切なのよ。「桜の咲くころに」からそうだ
ったけど、あなたは「笑える評論」というものを誤解している
と思うの。迷っていると言っていいと思うの。作品設定の矛盾
やキャラ設定の矛盾をツッコむだけじゃダメなのよ。そういっ
たものはやっぱり上辺だけしか作品を見ていないと思うの。」
「じゃ、何がエヴァFFで一番大切なの?」
「大切なのは...作者が何を言いたいかってことだと私は思
うわ。それをちゃんと理解してあげること。作者が何を言いた
いのか理解したうえで、それを的確に評価してあげること。そ
れをせずに、作品を叩くだけだと芸のないクサレ厨房の評論に
なってしまうわ。」
「...僕にできるかな、そんなこと。」
「大丈夫よ、チャーリー。思い出して。「猫耳的駄スレ」と評
価されたレス1から一週間もたってないのよ。あなたはいま急
速にいいエヴァ評論家になりつつあるわ。」
「ねぇ、アリス。どうすれば、作者の言いたいことを理解して
適切に評価できるようになるかな。」

彼女はしばらく外の景色を眺めながら考えていた。そして、僕
のほうを向いて答えた。

「作品、いいえエヴァFF全体に対する愛だと思うわ。」
「あい?」
「そう、愛。作者と気持ちをシンクロして、共感をもつこと。
もちろん、シンクロできないこともあるけど、そんな時でもち
ゃんと作者を理解してあげようと試みること。そういった姿勢
を支えるのは、やっぱりエヴァFFに対する愛だと思うの。」
「僕にできるかな?」
「できるわ、大丈夫。しばらく、私といっしょにFFを読みま
しょう。ストラウス先生には言っておくわ。」

そう言って、彼女は微笑んだ。

62 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/16(水) 18:54 ID:???
ええ話や・・・(泣
応援sage

63 名前:ナナシ196[] 投稿日:2001/05/16(水) 20:37 ID:9lKGcmQk
がんばれよー
応援しとるでー
最近人間臭さがでてきたねー
上手いんじゃないー

64 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/05/16(水) 23:39 ID:???
応援age

65 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/17(木) 19:05 ID:???
○月X日

今日からアリスとFFを読むことになった。なんだかドキドキする
と同時に安らぎを覚える。やっぱりこういう気持ちはストラウス先
生の指導にはないな、そう思いながら彼女に向かい合う。使うテキ
ストはFFの古典的名作「時が、走り出す」。全16話を計8回に
分けてディスカッションすることになった。

「さぁ、今日は「時が、走り出す」の一話と二話ね。感想はどう?
チャーリー。作者が何を言いたかったのかという点を考えてみて。」
「出だしとしてはかなり上手いと感じたよ。17歳のシンジの看病
疲れがよく出ているね。レイに対するシンジの感情が愛情というよ
りは、むしろ後悔とその償いというある種の義務感に縛られている。
そういった義務感がシンジの感情を鈍磨させる要因になっており、
この作品独特の雰囲気を醸し出していると思う。シンジの感情の鈍
磨というのはFFではよく使われる手だと思うけど。」
「続けて」
「でも、愛情ではなく義務感からレイを看病しているという点がL
RSにとっては不満になりうると思われるんだ。つまり、レイの闘
病を機軸に置いたこの作品の本質はLRSではなく、むしろLAS
であるように思われるってこと。これはレイが彼の妹として扱われ
ているという点にもあらわわれていると思うし。まず第一に、レイ
がこの先シンジにどのような感情を抱くか分からないにせよ、シン
ジとしてはレイに恋愛感情を抱いているわけではないということが
第一話と第二話で比較的はっきりしているように思われるし、第二
にアスカの取り扱いかな。アスカがシンジに対して強い恋愛感情を
抱いていることは、第一話での

>「あんた、バカァ!
>好きになった人が振り向いてくれないからじゃないのッ!」

という発言ではっきりしているし、コンビニでの彼女の感情の小爆
発でも強調されている。」
「そうね...、それはシンジをじっと見つめるアスカの視点にあ
らわれているわね、確かに。もしこの作品が純粋にLRSならアス
カの視点は必要ないわけだしね。」
「うん、そう考えると、この作品は次の三つの要素から成り立ってい
ると思う。一つめはレイの闘病。二つめは、シンジの摩耗した感情を
回復するプロセス。三つ目がシンジとアスカの恋愛の発展。もっとも
三点目はシンジの感情の回復という点に収斂するんだろうけど。こん
な感じでいいの、アリス?」
「ええ、その調子よ。もっとも、2ちゃんネタがでにくく、叩きが少
ないのは我慢してもらうしかしょうがないけどね。」

そういって、彼女は笑った。でも、最後のセリフ、誰に言っているの、
アリス?

66 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[age] 投稿日:2001/05/17(木) 23:49 ID:???
age

67 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/05/19(土) 00:15 ID:???
あげ

68 名前:ばろむわん[sage] 投稿日:2001/05/19(土) 06:32 ID:???
○月X日

今日も「時が、走り出す」についてアリスとディスカッ
ションをおこなった。今日は第3話と第4話だ。

「第3話の感想は、とてもウッツーな回だねということ
かな。なんで言うか、「ヒッキー板」か「メンタルヘル
ス板」を読んでいる印象がするよ。作者としてはこうし
て読者を一旦「宇津田氏脳」状態に落とすことが目的な
んだろうけど。」
「そうねぇ、確かに第3話のままなら、「ニュース速報
板」で、「男子高校生、看護の妹を殺害する!」スレが
乱立していたことになっていたかもしれないわね。」
「だからこそ、第4話が活きるんだろうけど。アスカは
先輩をふることで、シンジへの恋愛感情を確認するし、
レイは目覚めることで、まさしく表題どおり

>止まっていた時が、再び走り出す。

実質的には第4話が物語の出発点なのかもしれない。」

アリスの顔が僕に迫って来た。彼女の香りが僕の鼻孔を
くすぐる。

「そうかもしれないわね...。」

そういって彼女は笑った。なんか胸がドキドキする。ど
うしたんだろう?

知らないうちに彼女の手を握っていた。彼女はそのうえ
に右手を重ねて、「その調子よ」と言ってくれた。彼女
の言葉が僕にはとても嬉しかった。

69 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/05/19(土) 10:52 ID:???
あげとく

70 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/19(土) 21:29 ID:???
○月X日

数日ぶりに、アルジャーノンとバートの二人が一緒にいるのを、中庭で見かけた。

……
「さて、『二人の補完』後章では、いよいよ、
アスカとシンジが、和解へと歩んでいきますよ。
でも、なかなか、すんなりとはいかないんだなこれが。あー!!!!」
じれったそうに、肩を軽く震わせるバート。

「うん、まあでも今回は、ニーマー教授の薦めもあって、
その前に『ある神話』を読んだよ」
と、アルジャーノン。

「おおお、『ある神話』ですか。
これもまた、切ないというか。なんというか。!!!!
『二人の補完』の作者が、執筆ノートで、
たびたび言及していることでも、知られています。
で、感想は、どうです?」

「僕はネタバレで、価値が減じるとは思わないから、ざっくりいってしまおうか。
話の構造としては、背景が一足飛びに飛んで、
シンジが死の床に就いた、サードインパクトから73年後から始まる。
この冒頭のシーンは、なんといっても、印象的だよね。

補完計画には、死による救済という側面がある。
それを乗り越え、晩年を迎えたシンジのもとに、アスカから手紙が届き、
往時を思い出すという趣向になっている。

少年期の回想シーンと、臨終間際にアスカから手紙(遺書?)を受け取る場面。
つまり、この短編は、死に直面した場面しか描いていない。

このことは、1つのパラドックスだといえる。
ストーリー的には、シンジの人生は、平凡な日常を平凡に、しかし、
英雄的なほど誠実に過ごしたことに、なっているのだから。
念の為いっておくと、僕は必ずしも欠点としてこれを指摘しているのではないよ」

「ところで、ラストシーンについては、どうですか?
>やがて、彼の人生は一つの神話となった。
と、ありますが」

「ふむ、話が少しそれるけれど、インド独立の英雄マハトマ=ガンジーの、
こんなエピソードを知っているかい?
晩年、彼は、幼い孫娘と毎晩ベッドを共にして、社会的な批判を浴びたんだ。
死後に当の孫娘が会見して、ガンジーの行為は、攻撃性を捨てて
母性を身に付けるという思想の実践だったとして、名誉を回復した。
ロリコンと聖人は、紙一重だね」

「………………………………………………………………。」

「いや要するに、14歳のアニメキャラに萌えるという行為も、
まかり間違えば、偉大な一歩になりうるという……」

アルジャーノンの、フォローとも冗談ともつかない言葉が、
早朝の静かなキャンパスに、響いていた。

ある神話
http://www.asahi-net.or.jp/~tm3r-nd/cont/sinopa/profile.html
71 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[age] 投稿日:2001/05/19(土) 23:00 ID:???
>「いや要するに、14歳のアニメキャラに萌えるという行為も、
>まかり間違えば、偉大な一歩になりうるという……」
久しぶりにハラ抱えてワラタ。
アルジャーノンに今後も期待age。

72 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[age] 投稿日:2001/05/20(日) 03:44 ID:???
応援age

73 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/05/21(月) 16:28 ID:???
続き期待age

74 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/05/22(火) 00:33 ID:???
アルジャーノンオモロイage

75 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/23(水) 01:01 ID:???
○月X日

長年勤めていたパン屋をリストラされた。仕事中に
2ちゃんねるの「きゅーどろの会@エヴァ板」を見
ながら、昼飯を冷麺にするか、そうめんにするか、
タンメンにするか悩んでいるところを親方に見られ
てしまった。泣いて謝ったけど、親方は許してくれ
ない。

「お前はもう一人で生きていけるよ。なんにせよ、
エヴァFFを論じるぐらいなんだから。ホントに1
はバカだけどよ(藁 」

親方、それスレ違いです。

76 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/23(水) 01:27 ID:???
こんなトコロにも影響が・・w
ホントに1はバカだけどよ(藁
ここの1じゃないからね(笑

77 名前:ばろむわん[sage] 投稿日:2001/05/23(水) 02:03 ID:???
○月X日

パン屋を追い出された僕には帰るところがなくなった。
エヴァFFを読むことがこんなに社会的に迫害される
こととは知らなかった。僕はただいいFF評論ができる
ようになりたかっただけなのに。

大雨の中、僕はアリスのアパートに向かった。アリスは
シカゴの国際夏コミケに向けてカヲルXゲンドウのヤオ
イ本の準備に忙しかったようだが、僕を快く向かえてく
れた。

「ねぇ、アリス。カミングアウトはすべきじゃなかった
のかな?」
「...難しいところね。大抵のFFファンは職場では
素性を隠しているんだけど。」
「そんな状況なのに、どうして僕たちはエヴァFFを読
むんだろう?」
「人によっていろんな理由を抱えていると思うわ。EO
Eの補完を望む人、単なるキャラ萌え、やることのない
ヒッキー。決して満たされることのない欲望を引き込み、
自慰的に処理することでFFはなりたっているの。だか
らこそ、FFの評論はセンシティブなの。作者が欲望を
自己完結的に処理することを希望している場合によく起
こるのは、その作者が「他者である読者が批評の名のも
とにその欲望の処理を妨げる」と認識することなの。そ
の場合にかなりヒステリックなやり方で批評家たちを攻
撃する人たちが出てくるの。その典型例をビビットに表
わしているのがエヴァFF狂騒曲やその他のゴシップよ」
「つまり、FFとは現実では満たされない欲求を昇華す
る場であって、その場に関わる人は悪い意味でナイーブ
な人が多いということかい?」
「んー、そうね。実際には作品は作品として公正に評価
すべきなんだけどね。ただ、FFの魅力というのが一種
の「癒し」、すなわち欲求の昇華であることは認識して
いたほうがいいわ。ギャグであれ、イタモノ系であれ、
18禁であれ、鬼畜系であれ、LASであれ、LRSで
あれ。」
「...だからこそ、作品を評価するにあたって、FF
に対する愛が必要だというんだね。」
「そう。エヴァという作品世界に吹き込まれる欲望と現
実において癒されることのない渇きがFFとして結晶化
されるの。そこを押さえていないと、作者が何を言いた
いのか、何を求めているのか、理解できないわ。FFに
込められた想いを大切にそっと取り扱ってあげないとね」

僕も現実では向くわれない想いをFFに託しているのだ
ろうか? 僕の想いとは一体なんなんだろう? 自分探し
のつもりでFFをもっと読んでみよう。

78 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/23(水) 19:39 ID:???
○月X日

アリスの部屋を出て、本を取りに大学に立ち寄ったところで、
例の2人組み(1匹と1人?)を、見かけた。


「『二人の補完』を、第14話まで読んでみて、少し気になったことが1つ。
まあ、僕なんかが、偉そうに指摘することじゃないけれど、
『二人の補完』でアスカさんとシンジ君が抱えている心の傷は、
本来の意味でのトラウマじゃないでしょう?」
少し離れた場所からも、アルジャーノンの紅い瞳が、
雨上がりの陽光に照り輝いているのがわかった。

「そういえばそうですね。
二人とも、自分が過去に経験した『地獄』を、最初から自覚している。
精神分析医との対話で、言語化され、
発展的に解消されるという性質の、心的外傷ではない。
むしろ、inferiority complex に近い。」
と、バート。

「うん、スーパーシンジの行動規範の根底に、
何故か劣等感があるという問題は、考察の余地があるかもしれない。

ただ、僕がここで指摘したいのは、そういった擬似トラウマの、
中身ではなくて、作中でどのように機能しているかなんだ。
『過去の共有』を表すものであり、二人の運命的な結び付きを、
保証するものでもある。
付け加えるなら、シンジ君に感情移入しやすくするための装置でもある。
描写の是非はともかくとして、後章の彼の口からでるのは、正論ばかりだ」

「ま、また、そういう言い方を。!!!!
『退屈な正論』と、言いたいのですか?」
少し皮肉を込めた口調で、バートが返す。

「そうはいってないさ。
とはいえ、二人の関係を特別なものにしている重要な要素が、
過去の苦難だというのは、LASにとって諸刃の剣だね。
アスカさんと、シンジ君は、ネルフと補完計画の呪縛に、囚われ続けることになる。
『二人の補完』においても、LASの最大の障壁は、
擬似トラウマではなくて、平穏で幸福な日常だよ。
『ある神話』と比較してみるのも面白いんじゃないかな」

「うーん、微妙な問題ですが。
しかし、しかし、作品に対する判断は、
もう少し先まで保留にしておきましょう。!!!!
チャーリー君も、結論を性急にして、ストラウス先生にたしなめられたとか。
ストラウス先生は、近頃、余りお見かけしませんが……」

「ああ、あの人は、最近忙しいんだよ。
ヒントは、『5月18日』と『プリンセスメーカー』だ」


そうだったのか。

79 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/24(木) 04:27 ID:???
○月X日

ストラウス先生と連絡が取れない。研究テーマについて相談したいのに。
アルジャーノンが言っていたとおり「アヤナミぷりめプロジェクト」に身
も心もLCLのごとく溶かしているのだろうとは思うものの、あの人のこ
とだから発売日の午前中にゲットしたうえで、徹夜でプレイしているはず
である。しかし、「脱衣マージャン」で煮え湯を飲まされたはずなのに懲
りないものだ。とりあえず彼の携帯にかけてみる。あっ、つながった。

「もしもし、チャーリーですけど」
「やぁ、君か...」
「大丈夫ですか、先生、声が暗いんですけど。」
「はははは、あーあ。どうやっても結婚エンドにいけないんだ。攻略
HP知らない、君?」
「知りません。自力でやってこそのギャルゲーでしょ。」
「...馬鹿者。そんな非効率的なことできるか!!! 早くすべて
のエンディングをチェックしたいんだよ」
「じゃ、2ちゃんの「レイたんプリメぷろじぇくと」関連のスレをチ
ェックすればいいじゃないですか」
「ネタバレは嫌なんだよ!!!」

...わがままな。相手にしてられないので、とりあえずアポだけと
ることにする。

「うーん、しょうがないな。一日レイたんと戯れたいのに...わか
ったよ、それじゃ明日2時に研究室でいいかい?」
「はい、分かりました。ところで先生どんなエンディング見たんです
か?沢山あるんでしょうけど、一番印象に残ったやつを。」
「恋愛状態になり戦自にあぽーんかと思いきやバレー選手で金メダル
エンドだよ」

...マジですか?

80 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/24(木) 05:15 ID:???
あいかわらず(・∀・)イイ!!
けど、二つに分けるとか手短にまとめるかして
省略されないようにしてくれると尚いいなぁー(要望

81 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/25(金) 23:18 ID:???
○月X日

「『二人の補完』の読み合わせも、第17話まで進みました。
悪役として、マヤさんが大活躍。
アスカさんとシンジ君を見守る側としては、気が気でないです!!!!」
バートがいった。

「うんうん、マヤさん、面白いねぇ。
『邪魔してやる、邪魔してやる』なんて、呪文の様に唱えたりして。
しかも、第17話のタイトルが、『魔女達の宴』だよ。
前回、なんだか辛気臭い分析をしたのを、少し反省しているくらいなんだ。」
アルジャーノンはいった。

「はは、楽しみ方は色々ですな。
ところで、アリスから、肖像画をもらったとか?」

「そうなんだ、エヴァのキャラクターでもないのに、
イラストを描いてもらえるなんて、嬉しいね。
公開も許してもらったから、そのうち、
『エヴァお絵描き画像Upload掲示板』に、載る予定らしいよ」

「……意外に、普通のリアクションですね」
少し不満げな表情の、バート。

「ん?何を期待していたの?」

「いやその、あなたなら、もっとこう、例えば、
『フフフ、皆、わしの魅力にメロメロじゃのう。世界征服の日も近いにょ』
とかなんとか……」

「そんな『デ・ジ・キャラット』みたいな台詞、僕の口からは出ない!!!!
妙な妄想をするんじゃないっ!!!!」

今日は珍しく、アルジャーノンが、感情を露わにしていた。

82 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/25(金) 23:20 ID:???
>>80

ごめんなさい。またやってしまったわ。気をつけていたんだけど。
これからもうちょっと慎重にするわ。

83 名前:名無しさん襲来[age] 投稿日:2001/05/26(土) 00:42 ID:???
いや、文章には勢い、流れの美しさと言うものも重要である。
ボクは省略されても全然かまわないから、このまま逝って欲しいと思うなりよ。

84 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[age] 投稿日:2001/05/26(土) 01:24 ID:???
一応賛成あげ

85 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/05/26(土) 01:42 ID:srypWCVw
いやいや、おもろいっす、

86 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/05/29(火) 01:32
まだやってんの?
まだつづけるの?

87 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/29(火) 03:38
○月X日

最近、アリスのところに入り浸っているせいか、日記の提出が滞っ
ている。そのために、ニーマー教授に

>まだやってんの?
>まだつづけるの?

と怒られてしまった。もっともこれは正論で、いまや無職・ダメの
僕は財団の給金で生活しているのであって、日記の提出は義務であ
る。反省。

88 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/29(火) 03:38
今日はストラウス先生と「2nd RING」第二三話から第三十話までを
議論した。ストラウス先生の目が血走っているのはきっと5月18
日から、不眠不休でレイたんの育成に勤しんでいるからだろう。

「今回はあれだな、赤毛ウッキーとシンクロして、優香の写真集を
購入するという第九話『瞬間、懐、重ねて』だな。」
「...はぁ?」
「気にするな、一応のお約束だ。ところで感想はどうだった?」
「そうですね、育成計画は順調に進んでいます。ポイントは二
つ。一つはシンジとレイがファーストキスをしたことですか。もっ
とも、シンジにとっては二度目ですけど。もう一つはアスカが登場
したことで、綾波に不安発生。特におっぱいが小さいことで悩んで
います。これは思春期の女の子にありがちな悩みかもしれませんが
なんというか月並というか、ひょっとして作者は女の子のことにつ
いて「新・ヤングアダルト情報源:異性編」(サンマーク出版)で
知識を仕入れているのかもしれません。」
「んー、まぁあれは厨房必須マニュアルだからな。私もお世話にな
ったものだ。」
「...」
「あっ、ぷかぷかれいたんにごはんをあげなきゃ」

先生、ごまかさないで下さい。

89 名前:ばろむわん [0] 投稿日:2001/05/29(火) 19:49
○月X日

今日はアリスの部屋で「時が、走り出す」の第五話と第六話
についてディスカッションした。

「物語が中盤に入ったね。レイが目覚めたことで、シンジの
感情が回復し、またレイ自身の性格変化がレイに対するアス
カの心理にもいい方向で影響している。シンジに対する彼女
の恋愛感情と彼女自身の激情的性格を考えるとこれこそひと
つの奇跡だね。」
「そうね、確かに...。」
「これはレイをシンジの妹として取り扱うことのメリットの
一つかもしれない。つまり、二股をかける場合には、関係を
微妙にずらすことで、女性同士の正面衝突を回避することが
可能となる。その結果、間に挟まれた男はバランサーとして
機能することが可能となる。つまりは、恋愛均衡政策(Bala
nce of Love Power)だよ。」

90 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/29(火) 19:49
(つづき)
「ふぅん、あなたも恋愛均衡政策は好きなの?」
「...読者としては好きだよ。バランサーとしてのシンジ
に感情を移入することで「両手に花、うはうは状態」を楽し
める。ただ、問題はレイに対しても、アスカに対しても同程
度の関係を維持しないといけないから、ディープな関係になる
のは難しいってことかな? いわゆるあだち充的世界での均
衡だよ」
「...読者としての話じゃないのよ」

そう言って彼女は僕の髪の毛をいじくりだした。そういえば、
僕には妹がいるような気がする。確か、ノーマという名前だ
ったような...。

91 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/30(水) 20:07
○月×日

服を来たネズミ、アルジャーノンの相方は、バートだったはず。
めずらしくアリスと談笑している姿を、見かけた。

……
「アリス・キニアン先生、実は今読んでいる『二人の補完』のことで、
折り入って相談があります。
こんなことを言うと、ご不興を買うかもしれないのですが、
外伝第1話(訂正:『二人の補完』 外伝その2「鬼ごっこ」 )で、シンジが酷使されているシーンのほうが、
本編終盤のラブラブよりも、遥かにエロティックなんです」

「あら、私はバート君とはちがうわ。楽しい分析ね。
その方向で、もう少し発展させてみてちょうだい。
でも、どうして私に相談しようと思ったのかしら?」

アルジャーノンが、彼にしては滅多にないことに、
答えに詰まっている様子だ。

「うふふ、アルジァーノン、
どうやら、あなたは、新しい扉を開いてしまったようね。
君は見込みがあるわ。
実のところ、私、あなたに、密かに期待していたの。
『二人の補完』の次は、これを読んでみるといいわ。」
アリスの声に対して、なぜかしら、大きな鳥の鳴き声のような印象を受けた。
何やらメモを渡しているようだ。

「『もう頬杖はつかない』?」

「そう。その中にも、裏返しの欲望が潜んでいるわ。
あなたなら、きっと楽しめるわよ」
口調とは裏腹な、アルカイックな微笑み。
……

自分の知らなかった、アリスの一面を見た気がする。
今日見たことは、心の中にしまっておこう。

もう頬杖はつかない
http://www.asahi-net.or.jp/~tm3r-nd/cont/maehara/profile.html
92 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/05/31(木) 00:38
げげっ、あの激射た承接を・・・
ばろむわんがどう評価するのかちょっと楽しみ・

93 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/05/31(木) 01:56
>>92
>あの激射た承接を・・・
げき「ショタ」しょうせつと空目してしまった(藁

94 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/31(木) 23:06
○月X日

なんだか妖艶なアリスにショックを受けた僕はベンチに座った
まま気が抜けた状態になっていた。毒気にあてられたとはこの
ことらしい。しかも、さらに悪いことに頭痛がひどい。アスピ
リンを胸ポケットから取り出し、2粒ほど噛みつぶして、目を
閉じた。

かわいらしい女の子がその母親に話していた。その子はレイ
たんにそっくりだった。
「ねえ、お母さん。おにいちゃんがいやらしいFFを読んで、
ニヤニヤしているの」
母親の顔が青ざめて、ヒステリックな声をあげながら、10
歳ごろの男の子に平手を打つ。

「チャーリー!!!、またこの子はこんなFFを読んで!!」

「ごめんにゃはい、ごめんにゃはい、おかぁぁぁたん!!!」

「まぁ、これは「402」じゃないの。綾波さんがちょっとし
たきっかけで欲情して、オナクィーンとして一日サカッタ上にシンちゃん
とセクースする作品じゃないの!!!この子は、この子は!!!」

激しく平手を打つ母親。たまらず父親が介入する。

「やめないか! 男の子には当たり前のことなんだよ!!アニ
メキャラで逝けるのが健全なオタクの証拠なんだよ!!」

95 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/05/31(木) 23:06
(つづき)

「でも、この子はFFを書けないところか、まともな作品も
読めないのに!! なのになのに、なんでこんな18禁だけ
は読めるのよ!この子の担当になんて言われたか、あなた知
っているの?

「レイたんで逝けるLRS厨は逝ってヨシ!」よ!!!

このままじゃ、隔離スレに封じ込まれるのよ!! 」

そう言うって母親はしくしく泣き始めた。その風景を僕は遠く
から眺めていた。

なんてこった。僕にこんなトラウマがあったとは。どおりで「
真性鬼エヴァンゲリロン」では逝けないはずだ。

真性鬼エヴァンゲリロン
http://www.nazo-fjt.com/special/video/video.html
96 名前:ばろむわん[sage] 投稿日:2001/06/01(金) 04:51
>>91の訂正です。スマソ。

○ 『二人の補完』、外伝その2「鬼ごっこ」
× 外伝第1話

97 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/01(金) 22:31
>「ごめんにゃはい、ごめんにゃはい、おかぁぁぁたん!!!」
ここが可愛い、なんか(笑

あと、この板で隔離されてるのは
IDさらして荒らししてたLRS厨だけでしょ、多分一人じゃないの?
他のLRSにんは全然おけー
以上一応LAS厨より

98 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/02(土) 00:54
○月X日

アルジャーノンに対する先日のアリスの微笑みと失われた
過去へのトリップで、すっかり混乱してしまった僕だが、
とりあえず「時が、走り出す」の第七話と第八話を読んだ。
今回は一人で考察することにする。今の状況でアリスとは
会えない。

あだち充的世界における恋愛勢力均衡がまだ続いている。
しかし、まだ作品の中盤であることを考えれば、これが一
種の小春日和であることは間違いがない。最後のアスカか
らの電話が気にかかる。

99 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/02(土) 00:56
と、そこまで考えたとき、バートがやって来た。雰囲気が
ブラックホール的にどんよりしている。

「どうしたの、バート? なんかくらいねぇ」
「アルジャーノンが最近つれないんですぅぅぅ!!!!
今日も彼と「二人の補完」を読もうと誘ったら、遠くを見
て「ごめん、今日はちょっと忙しいんだ」とにげちゃうん
ですぅぅ!!! 嫌われちゃったんでしょうか?」

あいかわらず無駄にハイテンションだ。

「アルジャーノン!!!どこ行ったのぉ?」と叫びながら、
ふらふらとどこかに行ってしまった。

やべぇよな、あいつ。とりあえず見なかったことにしよう。

100 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/02(土) 01:51
続編応援age

101 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/03(日) 03:04
○月X日

アリスが僕の部屋にやって来た。昨日、彼女の部屋に行
かなかったことを心配してのことらしい。「どうして昨
日は来なかったの?」と聞く彼女に対して、僕はどう答
えていいのか、分からなかった。

「しょうがないわね、もう。何をそんなにすねてるの?」
「...すねてないよ。」
「それをすねているというのよ、チャーリー。」
「...もう今日は帰って、アリス。」
「いったいどうしたのよ、チャーリー。」
「アルジャーノンとFFを語ればいいじゃないか!!!
クサレLRS厨の僕となんかじゃなく!!!」

唖然とした表情を一瞬浮かべ、それから彼女は爆笑した。
僕はよけいに不機嫌になる。

「あははは、ごめんなさい。あなたが考えているような
ことじゃないわ。あの子にはあなたと同じぐらいの才能
があるから。もうバート君じゃ力不足だから。それだけ
のことよ。」
「...」

102 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/03(日) 03:04
「まぁ、気にしないで。ところで「時が、走り出す」第
九話と十話を読んだ?」
「...読んだよ。小春日和的なLAS風味だね。悪く
ないよ。 ただ、レイに対する感情もうまく整理できずに
分からないといい、他方でアスカに対して、

>アスカの事・・・僕は『好き』だって言っちゃいけない
>んだ。 そんなのって都合良すぎるよ。

というのは、「惑星beau☆beau」の恋愛価値鑑定でいえば、
「幼稚園恋愛級」だね。」

アリスはにやりと笑う。

「まぁこれからよ、ふふふ。そうそうところで、前の考察
で基本的事実を間違えているわよ。デートに誘ったのはア
スカじゃなくって、シンジよ」

あっ、またやっちまったか...。宇津駄氏脳。

103 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/03(日) 07:07
がんばれage

104 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/03(日) 11:16
○月×日

バートが、アルジャーノンに対して、過日の行動をそれとなく聞いているようだ。

……
「実は、二人の補完との絡みで。『相田ケンスケの策略』を読んでいたんだ」
アルジャーノンがいった。このこと自体は、本当らしい。

「えええええっ、鬼畜ポルノ小説じゃないですか。!!!!
なんでまたそんなものを」
怪訝そうな表情のバート。

「うん、これ自体は、フランス書院的にウェルメイドな、ポルノ小説といえるね。
つまり、マゾヒスティックな小説だということだ。

意外かい?
しかし、一般にフランス書院等の文脈で、サディズムという言葉がでてくるとき、
そこにマルキ・ド・サドが意図した意味でのサディズムは存在しない。
サドが描いたイメージは、人間の理性がどれだけ呵責のないものかという、実験だ。

『相田ケンスケの策略』では、ケンスケ君が、気の毒なほど悪く描かれているね。
容姿、知性、性格全てにわたって。あるいは、そう思いたがっているとも受け取れる。
そして、その対照的な性質が、ヒロインに付与されている。
つまり、自己の価値をゼロにすることによって、対象への崇拝は、
無限に高められるという構造だ。

しかし一方で、マゾヒストというのは我侭なものだから、
シンジ君は、他人のこういった世界観を絶対に許容しない。
『二人の補完』で、ケンスケ×アスカを暗示するかのような記述が、
ひととき物議をかもしたというのも、つまりはそういうことだよ」

そこへ、何処からともなく、ストラウス先生がやって来て、注文をつけた。

「やあやあ、一言いわせてくれないか?
官能小説を語るなら、アップルノベルズ(日本出版社)にも、言及すべき。
年季の入ったファンは、ここに向かうものだよ。
私のお勧めは、由紀かほるの一連の作品だ。

フランス書院にしても、近年、新しい流れがある。
桜木充は、年上の女性に玩弄される少年というパターンを確立して、
漫画家の喜国雅彦などからも、絶賛されているな。

キミタチの議論は、総じて、ずさんといわざろうえない。
フィールドワークが、足りないのじゃないかね」
……

さすがはストラウス先生。
……などと、素直に感心していいのだろうか?

相田ケンスケの策略
http://www.cnet-tc.ne.jp/k/kouji/SS94.html
105 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/03(日) 11:26
>「実は、二人の補完との絡みで。『相田ケンスケの策略』を読んでいたんだ」
これが出てくるとは思わなかったよ……。(ワラ

これからもがんばってくださいage

106 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/03(日) 11:29
ナポレオンの立場は?
紅くりすたん ハアハア

107 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/06/03(日) 18:06
期待age

108 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/06/04(月) 17:22
age

109 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/04(月) 17:33
○月×日

余談ですが、紅くりすたんについて、ストラウス先生に聞いてみました。
仕方がないな、といいつも、ちっとも嫌そうに見えません。

「残念ながら、ナポレオン文庫は、エロ漫画の先進性に追いついていないという、
認識ではあるんだ。今はまだ、過渡期ではないかな。
ちょっと別の話だが、かつて、『SMスナイパー』誌の団鬼六賞を、
大学在学中に受賞した姫野カオルコさんは、現在、文芸誌で活躍しているね。
紅くりすたんも、サクセスしてほしいなあ。ハアハア

ついでだから、マンガが先をいっている例を、少し挙げよう。
かるま龍狼の最新刊『人妻姫』。
官能小説で頻出の素材である人妻物だが、良くも悪くも、
それらの特徴である暗い淫靡さが全くない。絵は鳥山明風だ。
少し大袈裟にいうなら、歴史の継承と発展だね。

玉置勉強は、そういった文脈読みをせずとも、
比較的わかりやすい、説明の親切な作家だ。
村上隆のオブジェと並べて、海外に出典して欲しい。マジで。
……(以下省略)……」

板違いの内容を、日が傾くまで、延々と語りつづけるストラウス先生。
強引に礼をいって、なんとか逃げ出してきました。
すいません、日記を乗っ取られそうなので、これくらいで勘弁してください。

110 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/04(月) 20:43
どうしちゃったの?ストラウス先生。
この調子ではSABEを熱く語りだす日も近い?

111 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[age] 投稿日:2001/06/04(月) 23:33
ストラウス先生の守備範囲にウケたage

112 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/05(火) 20:44
age

113 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/05(火) 23:57
○月X日

今日は「2ND RING」の第三十一話から第三十七話まで読んだ。
これでようやく第二部が終了。しかし、今は亡きサリバン先生
に命じられたからとはいえ、もはやこの作品を読むのはサティ
アンでの修行をしているようで、きわめて苦痛である。実際「
修行するぞ、修行するぞ、修行するぞ...」とブツブツつぶ
やいてから、読んでいる。

それで「この作品を読むのをやめてもいいか?」とストラウス
先生に聞いたところ、あえなく却下された。

「君はまだこの作品のLSD的魅力がわかっていない。ひたす
らこの作品を読み続ければ、君の魂はポアされるよ。」

先生、それはさすがにやばいです。

114 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/06(水) 00:33
○月X日

昨日は寒いオチで会話が終わってしまって、「2ND RING」について
議論ができなかったので、今日に持ち越しになってしまった。スト
ラウス先生によれば、「2ND RING」のリーディングは実験の一環
であり、Welberg Foundation に提出する報告書に記載する義務が
あるのだそうだ。この義務を遵守しないと、ひそかにポアされるら
しい。という訳でしょうがないので読解を続けることにした。

「第二部のポイントは次の三点でしょうね。一つは「綾波育成計
画」でもはや

>Ph200以上&隠しパラメーターのParam12(おそらく好感度)75以上

をはるかに越してしまっており、結婚エンドへの道は順調である
こと、第二にシンジに対するアスカの好感度が高くなりつつあり
ます。ええ、ギャルゲで言えば、いまが絶好のセーブポイントで
す。第三にシンジのスーパーぶりは家事にまで発揮されており、
リツコまで

>ミサト、あなた、毎日こんな料理を、味音痴の癖に、こんな料理、
>私が食べるとしたら、いったい幾ら払うと思っているの

と、読者をとことんシラケさせる考えを抱かせています。ええ、この
シンジは典型的なスーパー.ネルフノオウジサマ・シンジです。でも、なん
か人間的には毒がなさすぎて、ツマラネーヨって思ってしまいますが。」

以上のように報告すると、ストラウス先生はうーんとうなって、
「それは、やっぱり君が2ちゃんねらー化しつつあるからだよ」
と答えた。

「オマエモナー」と思わずツッコミを入れてしまった僕、逝ってヨシ!

115 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/06(水) 01:08
笑わせてもらったyo!
しかし良いところで省略されたな(w

応援アゲ

116 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/06(水) 20:32
同名のスレが存在することは承知しているが、それでもやはりこのスレこそ
「まごころを、君に」のタイトルがふさわしかったと思うがどうか。

117 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/06(水) 20:39
age

118 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/07(木) 01:38
○月X日

アリスとはじめての喧嘩をした。これは僕が悪い。「時が、走り出す」
の第十一話と十二話を読んで、その展開がニュース23の幸福論で紹介
された某ギャルゲを思い出させるので、「やっぱりこの作品にも、途中
まで読んでしてあまりの痛さに読了できないまま、「僕がレイたんを守
るんだぁ!」と現実と仮想空間の区別がつかなくなるような三十代青年
がいるんだろうか?」という疑問をアリスにぶつけたいと思い、厨房障
害センターに行ったのがまずかった。

対決スレで「LASはみんな基地外だよね!!!」という名無しさんに
「キティguyはオメーだよ」という正論をレスしたのを、アリスに見られて
てしまったからだ。

「ごめん、下でまっていたんだけど。気にさわった?」
「...何も、何でもないわ!!」
「怒ってるじゃん。はっきり言ってよ。」
「そう、聞きたいの?あなたは変わったわ。私が言っているのは批評能
力のことじゃないわ。FFや作者やそのファンに対する態度よ。昔のあ
なたは「2nd RING」だって楽しんでいたわ。毎週の更新をあれほど楽し
みにしていたじゃない。でも、今のあなたは変な理屈をこねてFFをせ
せら笑い、厨房を鼻で笑ってネタにしているじゃない!!」
「それは2ちゃんねらーとして当然のことだと思うんだけど...」
「そんなことはないわ!! たとえ2ちゃんねらーでも、批評にはFF
への愛が大切なのよ! 作者を敬愛し、作品を愛する。その姿勢がない
とダメなのよ!!」

うう、僕はアリスと楽しく評論をしたいのに...。この女、少佐な
みにワゼー。...やべ、本格的に2ちゃんねら化し始めた。

119 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/07(木) 02:19
 「2nd RING」、結構好きです
 前半から中盤にかけては、たるい感じがしますが、
 後半部分でドキドキっす
 第13使徒戦からなんか話が動き始めたってトコロです
 これから幾多の伏線にどうキャラが絡んでくるのか…
 次回の更新が楽しみです

120 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/07(木) 08:09
>>118
マジワラタ

121 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/07(木) 20:54
○月X日

「2nd RING」の第三十八話から第四十話まで読んだ。オリジナルでは
第拾壱話に相当する。そう、つまりは、最近都内で急増中で、発情期
になってマト汁で道路に穴を開けるあの野マトの退治である。ところ
でマト退治といえば石原都知事であるが、「マト鍋にして食ってしま
うぞ、ゴルァ!」と発言して、日本マト保護の会なる新左翼くずれの市
民団体とドロ沼の荒らし合戦に発展したのが記憶に新しい。

見所はこれと言ってない。あえて言えば、スーパー・シンジとスーパ
ー・レイたんによるスーパー・エア・ホッケーとスーパー・レイたん
のスーパー「絶対方角」による「ぼくらスーパー怪しいネルフ探検隊」
である。しかし、自分でも思うのだが、なんでもスーパーをつければ
いいという訳ではない。スーパー語彙不足をスーパーに晒しageドキュソ
という感じがスーパーするからだ。

122 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/07(木) 20:54
そういった感想をストラウス先生に述べた後、最近強く感じ始めた疑
問を彼に尋ねてみた。

「先生、どうして「2nd RING」に関する僕の感想を財団に報告しなけ
ればならないことになったのですか? 」
「ん、どうして聞くの?」
「いや、「2nd RING」ファンからの反論があちこちで見かけられます
し。それに、そもそも完結していない作品で、スーパー・イイコブッチャッテサ、
コノォ(ヒロカワタイイチロウ)・シンジによる「綾波育成計画」でしかないように
思える作品ですし。他にもっといいLRSがあると思いますし。」
「まぁ一言でいえば、あれだな、ツッコミどころが満載というのが一番の
ポイントだけど。あと、LRS系逆行ものとしては比較的うまくまと
まっており、典型的な作品として扱いやすい。逆行ものとしてはけっ
して悪い作品じゃないしね。逆行というジャンルがそもそもナエナエって
ところは別にして。」
「つまりは、叩きやすいってことですか?」
「評論として論じやすいといって欲しいな(ニヤリ)。そもそも価値レス
ザンゼロ作品なら無視するよ。厨房の核爆発的妄想につきあっている
暇はないからな。その作品について述べるということはそれ自体評価
のあらわれさ。批判されることを嫌って、そのことを理解していない
人も多いけどね。」

そう述べてから、先生はまたニヤーリと笑って「褒められるのはかまわな
いけど、批判されるのが嫌だという厨房的作者には、褒め殺しという
手もあるから、評論というのはおもしろいよねぇ、ヒヒヒヒ」と続けた。

...先生、根性悪すぎ。それだから、いまだに「彼女という生き物
は本当に地球上に生息するのか?」スレの「クリスマスに童貞のまま
死んだら、パトラッシュが迎えにくるよ」という噂に真剣に悩まない・
ニいけない状況に陥るのです(ピュア。

123 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/07(木) 21:53
>>122
死ぬほどワラタ

124 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/08(金) 18:51
○月×日

……
「いやあ、良かったじゃないですか。!!!!
数々の試練を乗り越えての大団円。
シンジ君とアスカさんが、何故互いに拘るかという、
問題意識を研ぎ澄ました末での、この結末ですからね。!!!!
例えあなたが、『おあずけマンガ』的展開と難じても、
私は断固支持しますよ!!!!」
何時もにも増して、ハイテンションなバートは、
『二人の補完』の再読を追えて、感激に堪えないといった様子。
一方のアルジャーノンは、柔らかな髭を細かに振動させている。

「んー、むしろそれを楽しんでるよ。
僕が面白いと思ったのは、EOEを補完(批判?)する為に、
過去のヲタク文化というか、アニメやマンガの傾向を、
総動員しているところなんだ。
恋愛に関する描写意外にもね。

例えば、『二人の補完』の作中で、アスカさんは、母性的なサエコさんと接して、
さらに妊娠して母になることで、『成長』するように描かれている。

しかし、エヴァンゲリオンというアニメ自体は、
エントリープラグが、子宮を象徴している反面、
「良い母親」は全て「死んだ母親」であり、母性不在の世界観でもある。
これは、庵野秀明の富野由悠季に対する微妙な立場を、表している。
庵野氏は、『逆襲のシャア』が好きで、同人誌まで作ったらしいね。

結局、70年代アメリカのSF小説には、西海岸の新左翼的な思想の影響があり、
ガンダム等の日本のアニメも、それらと無関係ではない。
ニュータイプ=ニューエイジと考えると、非常に分り易いわけで。
オカルト的といって言葉が悪ければ、ユングの集合的無意識論と、
言い換えても良い。

つまり、この観点から言えば、LASの終着点は、
『ある神話』の、『イデオン』的なラストシーンに行き着くわけだ。
それを良しとしない、けびん氏は、遥かに往生際が悪い。
両者を否定しようとして、非常に苦しむわけで、
その過程の記録としても、『二人の補完』は価値があると思うよ。」

「なるほど、言いたいことは何となくわかりますが。
しかし、そういった読解をするのなら、『電波少女』辺りも、
次の課題として、相応しいと思いますが、どうです?」

ニーマー教授との先日の話し合いでも、そのタイトルはでていたのだけれど、
日刊アスカ閉鎖で入手できなかったんだ、とやや苦しげなアルジャーノン。
……

バートも案外、意地が悪い。
>>116 の指摘に、自棄酒をあおった今の僕には、
アルジャーノンの気持ちもわかる気がする。

125 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/09(土) 14:07
応援アゲ

126 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/09(土) 20:47
age

127 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/06/10(日) 03:25
誰か、「電波少女」のテキスト挙げて下さい。

128 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/10(日) 03:44
>>127

それはまずいとおもわれ。

今のこの板の状況からすると、綾波が酷い目に遭う話らしいし。

129 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/10(日) 04:34
>>127,>>128
それに相当な長編だし。

130 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/10(日) 13:42
あげ

131 名前:127[0] 投稿日:2001/06/10(日) 22:29
ごめん、言葉が短なかった。
ばろむわん氏のPCにそっと届けてほしいかな>用精のように

妖精+用兵=用精

132 名前:あぼーん[あぼーん] 投稿日:あぼーん
あぼーん

133 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/10(日) 23:43
○月×日

……
アリス・キニアン先生から薦められた、『もう頬杖はつかない』を、
読んでいきたいと、アルジャーノンがきりだした。

「アフターEOEとはいえ、『二人の補完』とは、幾分趣が違いますね。
アスカさんの一人称です。セツナ系とも称されていますし。
私は、もちろん読了済みですよ。!!!!
ところで、これもLASなんでしょうか」
バートがいった。

「広い意味では、そうだと思うな。
ざっと見た感じ、視点はアスカさんだけれど、そのことで逆に、
シンジ君の心理の不可解さが、テーマの作品になっているような印象だ。

『二人の補完』との共通点が、実はあるんだよ。
憎しみや苦しみによってでも、相手の心に深い印象を与えたいという、
屈折した恋愛形式がそれだ。
『もう頬杖はつかない』のほうが、はるかにそのことに対して自覚的だけれど。

第1話の構成は、その意味で面白い。
前半は14歳の紅い海、後半は同棲後1年たった大学生。
嫌悪感も露わに、アスカさんからシンジ君が突き放される前半と、
恋人になっている後半では、即座には繋がらないように見える。
しかしこれは、後の展開を考えると、極めて暗示的だよ。

これから、少し詳しく見ていこう。
バート君が、シンジ君とアスカさんの関係が微妙なこの作品を、
読んでいたというのはやや意外だったけれど、助かったよ」

「いや、風景描写がセクシーで、好きなんですよ」
……

やけにきれいにまとめたバート君であった。

134 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/11(月) 15:43
○月X日

ようやく結婚エンドにたどり着いたストラウス先生が暇そうに
している。ふわっ、と眠そうにため息を一つして、「今日はち
ょっとエヴァFF界を脱構築して遊んでみようか?」と言った。

「おや、ストラウス先生がポストモダニズムに興味があるとは
思いませんでしたよ。」
「ああ、それぐらいはさすがに読むよ。最近、流行りだしね。
まず現状を鑑みた場合、LASがエヴァFF界において主流派
であることは疑いないだろうな。「LASでなければ、読んで
もらえない」という不平はよく聞くよ。その意味ではLRSは
周辺に置かれている、と言っていいだろうな。そういう形而上
学的レベルにおいてLAS/LRSという二項的対立が存在し
ており、LRSは常にLASの支配のもとに置かれることにな
る。」
「つまりLASは体制である一方、他方でLRSはその周辺で
あり、FFから追放されたものだと?しかし、もともと綾波は
エヴァを象徴する存在であり、彼女抜きではエヴァはエヴァで
なくなるという意味で、エヴァFFにおいて内在する存在であ
る。したがって、LASによって追放されたLRSをエヴァF
Fにおいて回復するのは正義であると?」

そう言うとストラウス先生はニヤーリと笑った。

「ああ、その意味ではLRS的厨房はポストモダニストと言え
るだろうな。「正義は脱構築不可能であるが故に、脱構築は正
義だ」とデリタものたまわっているし。ただ他方で、「ポスト
モダニズムの原点は徹底的な政治的敗北である」というイーグ
ルトンの主張を鑑みれば、2ちゃんに常駐して荒らしをしまく
るLRS的厨房は最初から「負け犬」であると言いきってかま
わないだろう(ピュア。実際、芸も何もないコピペしかできない
連中だしな。」

135 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/11(月) 15:44
「なるほど、それではLAS的厨房は?」
「ああ、彼らね。彼らはまるでカール・シュミットみたいなも
のだ。「政治的なるものとは敵と味方の区別である」とする敵
/味方理論を振り回しているだけさ。「敵を見つけて懺滅せよ」
を地でやっているのがLAS的厨房さ。」
「確かに、内部において敵を見つけて懺滅する空虚なプロセス
の連続こそが、全体主義の核心であるとアーレントも述べてい
ますしね。実際、LAS的厨房の荒らしとは、それ自体を目的
とした内容がまったくない空虚な言動的運動であると言えます
ね。しかし、こうやって考えるとLRS的厨房もLAS的厨房
もその政治的立場の相違に関わらず、空虚なコピペをひたすら
繰り返すという芸のなさにおいて一致するとはどういうことで
しょうか?」

「簡単さ、極左と極右はまわりまわって一致するとは「パイナ
ップル・アーミー」以来の伝統さ。だから、両立場とも隔離ス
レで強制労働に従事させることにマンセー!」

...先生、それでは先生こそが最悪な厨房ということになる
んですけど。スターリニズム的ストラウス先生、逝ってヨシ!

136 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/11(月) 17:08
○月X日

鬱だね・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あくび」を「ため息」と間違えちゃったよ・
ふふ・・・・・・・・鬱だね・・......

137 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/11(月) 20:35
age

138 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/11(月) 21:14
目的のない荒らしより、ポストモダンな荒らしの方がカクイイよね。

139 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/11(月) 21:29
>ポストモダンな荒らし
ワラタ

140 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/11(月) 22:02
age

141 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/12(火) 19:29
○月X日

今日はアリスが僕の部屋にやって来た。118での喧嘩のあと、
僕が帰ってしまったのを気にしてのことらしい。「あの後
どうしたの?」と聞く彼女に僕は沈黙を守らざるをえなか
った。

言えるわけがない。あの後、僕がセントラルパークに行っ
て、そこにあった植木鉢に植えられた女性の生首に欲情し
たことなど。アリスとはうまく性的関係を結べない僕だが
エビアンという名の自称「愛の女神」である生首とはうま
くいきそうな気がした。でも、結局ダメだった。

僕は語学の天才という設定なので、相手の韓国語など気に
はしないが、しかしそれでも「浮気をしたら、地球が滅び
る」などと言われるとさすがに退く。さらには相手が生首
であることを考えると、口でしてもらうしかないのだが、
僕がムスコを取り出すと騒ぎだして、あげくの果てにお巡
りさんを呼ぶ始末だ。結局僕はなんとかセントラルパーク
を逃げ出して、部屋で膝を抱えてガタガタ震えざるをえな
かった。

そんなことをアリスに話せるわけがない。

142 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/12(火) 19:31
それで黙っていると、アリスから切り出した。

「「時が、走り出す」は読んだ?」
「・・・うん、最大の盛り上がり箇所だから、予定を変更
して一気に読んだよ。元ネタは「レナードの朝」だろうけ
ど。案外「加奈」というギャルゲはこの作品に影響を受け
たのかもしれない。「海を見た。もう怖くない。」という
セリフが出てきそうだよ。」
「前に考察した点については?」
「・・・基本的には正しいと思うよ。この作品はLRSで
はなく、LASだと思う。最終話でシンジとアスカは家庭
を築いてゲンドウとレイのお墓にお参りに来てるしね。た
だ、シンジの感情の回復とアスカとシンジの恋愛について
はこの作品では書ききれなかった。だからこそ、作者はい
まだに完結しないLASの続編を書いているのだろうと思
う。むしろ「ここから始まる僕と彼女の物語」は第十五話
と最終話のミッシングリングを結ぶ作品、言い換えれば「
ここから始まる・・・」は「時が・・・」に内在された作
品だと思う。」

ちょっと考えてから「そうね、そうかもしれないわね。」
と彼女は言った。

143 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/12(火) 19:32
僕は続ける。

「この作品も引っくるめて思ったのは、案外イタモノとい
うのは「逝く者、残される者」という機軸があるのかもし
れない。「桜の咲くころに」も「空のしたで」も「秋日和」
も、そして「時が、走り出す」も残された人たちの気持ち
を丁寧に描いていると思う。逝く人たちがどのような気持
ちを残していくか、残る人たちがどのように受け止めるか
という点をどれだけ丁寧に描けるかというのがポイントだ
ろう。厳密に言えば、「空のしたで」は一人残された綾波
の気持ちをケンスケが第三者のフィルダーで覗くという話
だし、「秋日和」は残されたシンジがゲンドウをどのよう
に解釈していくのかという話だから、それぞれ変形だけど
も。ただ残されたもの達が「逝ってしまった人たち」をど
のように受け止めるかという点ではやはりこの機軸のなか
に納まる。」
「・・・」
「この点が読者の心を揺さぶるのに有効なのは「加奈」だ
けでなく、「Kanon」のあゆシナリオや真琴シナリオ
で証明済みだよ。この二本が99年度最大の泣きゲーと評
価されるのは故なしじゃない。」

彼女は何もいわず僕の話を聞いて、深くうなずくだけだっ
た。しかし、突然何かを思いだしたようにハッと顔をあげ
た。

「ところで、明日からシカゴの夏コミケが始まることをあ
なたは知っていた?」
「いっ、明日なの? どうしよう、何も用意してないよ。」
「あなたはゲストだから、大丈夫。たとえ遅刻しても、駅
から延々と続く長蛇を横目で見て「みんな、朝の3時から
並んじゃって、大変だねぇ(ピュア」と言いながらVIP待
遇で入れるわ。」

・・・そんなことしたら、伝説の肉般若が肉の塊をもって
やって来るよ。怖すぎだから、いやん。

PS 141のネタが分からない人はここを参照。
ttp://www.ai.wakwak.com/~pusai/sekai/tomak01.htm

Tomak〜Save The Earth〜−LoveStory− 第3版(サイト移転)
http://park12.wakwak.com/~pusai/sekai/tomak01.htm
144 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/12(火) 19:42
肉般若にワラタ!
まさかここでその名を目にするとは……

いや、有名だな。

145 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/12(火) 20:14
そのスレ、ここの住民には刺激強すぎでは…

146 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/12(火) 23:01
age

147 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/13(水) 00:01
2ちゃんねらなら知っておくべき話だが、知らない人も多い
かもしれない。というわけであげておきまする。

http://www21.freeweb.ne.jp/play/love2ch/4-5/947.html

家は宿でも合宿所でもねぇぞ!! 旧ダイジェスト版(404 Not Found)
http://love2ch.hp.infoseek.co.jp/4-5/947.html
148 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/13(水) 00:15
しばらく見ないうちに同人コミケ板の合宿スレが復活している。
また読むかな。長いけど。

149 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/13(水) 20:16
○月×日

……
「フェイスマークを使用したFFを、今度読んでみたいんだ。
何かいいものは無いかな?」
アルジャーノンが、ふいに尋ねた。
菱形の瞳の動きからは、表情が読み取れない。

「えっ、ええ、紹介できますよ。!!!!
でも、どういった心境の変化ですか?
FFにおけるフェイスマークの使用は、
一般には、余り良しとされない傾向があります。」
バートがいった。

「一言で言えば、更新ペースや生産量の多さが、
それ自体で、欲望の特徴を表しているのではないかと思ったからさ。
内容に関わらず、長時間その世界に滞在するというね。

永遠、がポイントなんだ。
チャーリー君が、ギャルゲーを、FFの比較にあげていたね。
八百比丘尼が突然に登場する、Airは、僕もプレイしたよ。
途中で舞台が、平安時代にぶっ飛ぶから、少し驚いたけれど。
ループというか、繰り返しの世界に閉じ込められる、
世界観を考えれば、納得したよ。

もう一つ。
叩きと賞賛は、僕にとって等価値なんだ。

『もう頬杖はつかない』の紅茶の描写にしてもそうだ。
初めて読んだときには、「作者の方は紅茶にお詳しいんだな」と、
感心して読んでいた。
それがいつしか、ハーブティーやマイセンの扱いに疑問を持つようになった。
今では、『紅茶王子』、さらに『なみへい物語』といったふうに、
連想がうかぶ。面白いけどね。

2ちゃんねらーになったことで、
得た物と失ったものがあるということさ。」
……

『紅茶王子』が、少女漫画のタイトルだということくらいは、
僕も知っている。
『なみへい物語』というのはなんだろう?

150 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/13(水) 21:10
まだあのスレは稼働中なのかな(藁
あれも物凄い有名なスレだよな。
しかしあれには女の執念というか何というか物凄いオーラを感じるよ。
女は敵にしたくないなぁ、と激しく思った。

151 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/14(木) 22:25
○月X日

今、僕らはシカゴ行きの飛行機に搭乗している。もちろん、みんなで
シカゴの夏コミケに出席するためだ。アリスは自分で作ったカオルX
ゲンドウ本を搬入するために、車で現地に向かっている。おそらく今
ごろは現地に到着しているだろう。

機内は通路を挟んで向かって左側に三席、右側に二席という配置にな
っている。右側二席にはゲンドウ・コスプレのニーマ教授とマコト・
コスプレのバートが座り、左側三席には、アルジャーノン、僕、スト
ラウス先生が座っている。左隣のアルジャーノンはフェイスマークF
Fの「マヤちゃん、ふぁいとぉ!」を読んでいる。後日に感想を聞か
せてもらおう。右隣ではレイたんコスプレとして第一中学校の制服を
着たストラウス先生が、いびきをかきながら寝ている。見ていたらと
きどき呼吸が止まっている。こいつ、無酸素呼吸症候群か?

窓の外をぼんやり眺めていると、チャーリーが見えた。年齢はわから
ない。5歳ぐらいだろうか?

###

「どこいくの、おとうたん?」
チャーリーの父親であるマット・ゴートンは、息子の質問にどのよう
に答えればいいのか分からなかった。かわりに母親であるローズが答
える。
「おまえが賢くしてくれるお医者さんのところに行くんだよ。」
こうして親子はガリーノ先生のところに行く。ガリーノ先生は太って
はげていた。チャーリーはガリーノ先生と二人診察室に残される。「
おかぁたああん」と叫ぶチャーリーにガリーノ先生は「大丈夫だよ、
これから気持ちいいことをして、賢くなるんだからね、イヒヒヒ」と答え
る。

マヤちゃん、ふぁいとぉ! http://home.intercity.or.jp/users/mark/tohkoh/eva_ss/moonstone_ss/moonstone_ss_maya01.htm
152 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/14(木) 22:26
「さぁ、これをお読み!!!」とガリーノ先生が渡したのは、「吸茎
室(きゅうけいしつ)にて・・」だったりなんかする。チャーリーは
前編の前半まで読むと、気色悪がって「おかぁぁぁたあああん」と泣
き叫んだ上に、失禁までしている。チャーリーはまた母親に怒られる
のを恐れてさらにはゲーリ状の脱糞をする。もはやチャーリーは完全に
パニック状態に陥っている。

それを見てさらに興奮したのか、ガリーノ先生は「何も心配すること
なんかないんだよ、おじさんにまかせて。ハアハアハア」と荒い息をつきな
がら、チャーリーのズボンを引き下げる。そこにローズが診察室に飛
び込んでくるや否や、

「なにするんじゃ!!!、このペド野郎!!!」

と強烈な蹴りをガリーノ先生にまず一発、続けて前かがみになった相
手の頭を肩に担いで

「こんな駄作を読ませやがってぇぇぇ!!!!」

と、ストーンコールド・スタナーを決める。横で父親が

「あー!!!決まったー!!! スティーブ・オースチンの伝家の宝刀
がいまここに炸裂したあああ!!!どうですか、山本さん?」
「イイですよ。きいてますね。」

などと一人実況解説を行なっていた。

###

「申し訳ありません。お客様。まもなく当機はシカゴに到着いたします。
シートベルトをお締めください。」

失われた過去から現代へ戻った僕は冷や汗をぬぐった。ちょっと股間が
冷たい気がしないわけでもないが、気にしないでおこう。

153 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/14(木) 22:32
○月X日

鬱だね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おまえを」というところを「おまえが」としちゃったよ
ふふふふふ・・・・・・・・鬱だね・・・・・・・・・・

154 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/15(金) 01:49
(゜д゜;)コ、コワー>白昼夢

155 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/15(金) 07:42
WWFネタおもしろいっす。

156 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/16(土) 00:14
○月X日

混乱は我々がシカゴのチャルマーズ・ホテルに着いた時から
始まった。間違いで我々の部屋が翌日にならないと空かない
ことが判明したのだ。それまでは隣のインデペンデント・ホ
テルに泊まらないといけない。ゲンドウ・コスプレのニーマ
教授は「なぜだ!」とわめいている。どうせなら「ふっ、問
題ない」でも言っておきゃいいのに。

隣のインデペンデト・ホテルでは、夏コミケに参加するオタ
クたちが前夜祭を開いていた。エヴァFF関係者だけでなく
ありとあらゆるジャンルのオタクたちの集団。AIRを求め
て、初めて深夜の秋葉原に並びに行ったとき「こいつらと一
緒にしないでくれええええ!!!」と心の底から思ったこと
を思いだした。

パーティーではニーマー教授がアスカ・コスプレのお姉ちゃ
んにこの実験について熱く語っていた。恐妻家として知られ
る彼だから、せめてコミケでおいしい思いをしようというこ
となのだろう。お姉ちゃんの目がちょっと逝ってしまってい
るところが気にかかる点だが、あえて気にしないでおこう。

157 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/16(土) 00:16
彼の熱弁はこんな感じである。厨房を2ちゃんねら的エヴァ
FF評論家にする偉大な実験。これが成功すれば、隔離スレ
が不用になるのはもちろんのこと、LRS厨の脱構築的荒ら
しやLAS厨の全体主義的荒らしにも晒されることもない。
みんな仲よく2ちゃんねらとしてマターリするのだ。ある意味、
究極的な「エヴァ板2ちゃんねら補完計画」と言っても過言
ではあるまい。うんぬんかんぬん。

ニーマ教授のナンパに難癖をつけるのも何だが、あえて介入
した。

「ちょっと待ってください、ニーマ教授。この分野でのラハ
ジャマティの著作はどうなんですか?」
「誰?」
「ラハジャマティ。彼の論文は「真・LAS革命」に関する
玉田の理論を批判しています。「真・LAS革命」すなわち、
2ちゃんねるにおけるEOEの正当な受容により、LASに
よる究極的な諸派の統一を目指したものです。その結果、2
ちゃんねるは荒らしの存在しないマターリとした掲示板になると
いうものですが、これに対してラハジャマティは「そんなの、
2ちゃんじゃネーヨ!!!」と反論しています。同じことが「エヴ
ァ板2ちゃんねら補完計画」にも当てはまるのではないでし
ょうか?」
「それはもう翻訳されたのかね?」
「いいえ。僕もつい2、3日前にThe Hindu Journal of Eva
ngelion Fan Fictionsで読みました。」
「なら、心配することないよ。我々の結果がすべてを物語る。」
「しかし、玉田の理論がいかに危険であるかは!」
「もういいいよ、チャーリー」

こうして彼は僕を完全に無視してアスカ・コスプレのお姉ち
ゃんといちゃついて、そのままフェードアウトした。
くそっ、告発板で奥さんにいいつけてやるっちゃ!

158 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[] 投稿日:2001/06/16(土) 00:27
エヴァン・下痢リオン

159 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/16(土) 02:18
実はチャーリーもコスプレしてたってこと?

160 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/16(土) 13:45
>>159
しかもラムのなー

161 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/16(土) 19:53
緊急リクエスト!!
ttp://blue.cs-w.com/~wiz/k-sinji.htm
これは人物紹介のページだが、一見の価値アリ。作品は遡ってヨロシク。
批評スレで大絶賛デス(藁

162 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/16(土) 21:02
○月X日

昨晩はちょっと興奮して日記に書けなかったことがあるので、
今日はその続きを記しておく。ニーマ教授がアスカ・コスプレ
姉ちゃん(逝っちゃった系)のナンパに成功したのを見送った
後、僕はストラウス先生を外に連れ出した。ストラウス先生は
なぜか興奮している。

「いやー、すごい作品にあっちゃったよ。やっぱりたまにはコ
ミケに出て来るもんだね。」
「いや、それにしても教授は僕の実験のことをこのコミケで報
告するの?ラハジャマティの論文も読んでないのに?早急過ぎ
て、やばすぎるよ。」
「まぁ、彼は君の意見にコメントできないだけさ。ヒンドゥ語
は彼読めないし。それよりも、これだよ、これ。」

そう言って、彼が渡すのは「新世紀エヴァンゲリオン『想い遙
かに・・・』 」だった。

163 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/16(土) 21:05
「何ですか?、これ。」
「某批評スレで最近話題になっている作品だよ。161が言ってい
たやつさ。さっき、会場でミンキーモモの格好をしたイタすぎ
の40代男性が作者のサイン本を手に入れたと自慢していたか
ら、取り上げてきたんだ。」

とりあえず、作品を手に取ってみる。本編再構築もので、現在、
三部構成、計六十六話。しかもまだ、第拾弐話『奇跡の柏』該当
箇所。
「・・・ナゲーヨ。却下。」
「ええ、何で、何で!!! おもしろい作品なのに。」

僕は先生をマジマジと見た。どういう意味で「おもしろい」と言
っているんだろう、この人。しかし、目がキラキラしてんぞ、こ
いつ。とりあえず、第一話を読んでみる。なになに。

164 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/16(土) 21:06
>非常灯しかついていなかった駅に比べ、太陽の下に出てきた少年は正に、
>神々しいまでの美しさを放っていた。

>まず、目を引くのが少年の頭髪だろう。
>---銀色。
>美しく光を反射する神秘的な銀色の髪。
>それは少女のように長い前髪とサイド部分以外、後ろの髪は短く切ってあった。
>なかなかに独創的な髪型ではあるが、少年の端正な顔立ちが全く違和感を与えず、
>それどころか、長い前髪とサイドが中性的な顔立ちをより少女らしく際立たせていた。

>見るもの全てを惹きつけて止まない、神秘的で端麗な美貌。
>あまりにも綺麗に整った顔立ち。

>そして、その美しい顔をさらに印象付ける紫に輝く両目。
>人の遺伝子学上ありえない瞳だが、それが当然のように紫光に光り輝く。

165 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/16(土) 21:07
>さらに雪のように白い肌。
>この日差しの中、汗一つ掻いていない少年は黒い衣服を纏っていた。
>衣服に覆われていない極僅かな部分。
>顔と首筋、両手だけだが、その肌は本当に純白といって言いぐらい真っ白だった。

>まさに美の女神に愛されたような少年。
>神々の祝福と恩恵を一身に受けた容姿をしている。

誰、こいつ? とりあえず読み進める。

>神話や伝説に登場する神が実在するのならば、それはまさに、この少年・・・
>シンジであろうと思わせるほどに・・・

なに!!! シンジなのか、こいつが!!!

あまりの寒さに茫然とする僕がそのまま放置されていたことに
気がついたのは午前3時過ぎだった。

PS いくら夏でも場所はシカゴだ。トラ皮のビキニだと風邪を
ひくのを知ったのは、いい勉強だった。

166 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage/つらいだろうけど、がんばれw] 投稿日:2001/06/16(土) 21:41
続編きぼ〜ん(藁

167 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2001/06/17(日) 01:37
>166
そりゃ酷だ(笑

168 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[0] 投稿日:2001/06/17(日) 03:56
>167
『そりゃ酷だっちゃ』だったら逝けたのに・・・

169 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/17(日) 10:51
○月X日

とりあえず、部屋に戻った僕は『想い遙かに・・・』の処分に
困っていた。この手の類いはエロ本の処分よりも遥かに困るの
だ。誰かに見つかっても、エロ本やエロビデオなら「いやー、
僕もいい年だしぃ(はーと)!」などとほざけるが、この手の
類いはそれが通用しないからだ。

しかし、どんなにつまらないと分かってても、また雑木林に投
げ捨てることが前提であっても、とりあえず速読ないしは早送
りチェックをするのが悲しい男の性とも言えよう。とりあえず
驚異の速読法(1話につき1分)で適当にチェックしてみた。

それで、とりあえず理解できたストーリー。

ある日、ゲンドウに呼ばれた碇シンジ(仮名)は、片手で車を
ひっくり返し、日本刀を振り回すおそるべしキティGuyだった。
当初、ゲンドウに反発し、エヴァに乗ることを拒否する彼だが、
彼のトラウマを刺激する(なぜか設定上エメラルドの瞳を持つ)
レイたんに一目ぼれ。なんなくゲンドウの策にひっかかる。(
中略)。レイたんとラブラブになったシンジ(仮名)であるが、
おそるべき強敵、悪の科学者、時田シロウ(別名、プロフェッ
サー・ギル)と再会する。実はシンジ(仮名)は「ワーム・ウ
ッド」(通名、ショッカー)に改造された悲しき人造人間Ω(
オメガ)-ZEROだったのだ!!!。

「ホーム」と呼ばれる改造施設から高原サキという少女と脱走、
名前からしてすでにイタすぎる「聖天12宮士」と老師マーリ
ン(熊本県立盲学校高等部卒業と推定)といった変人たちとの
出会いを経た後に、サキを殺されたΩ(オメガ)-ZEROは悪
の組織ゲル・ショッカーに復讐すべく、快傑ズバットとして今
日もエヴァに搭乗するのだった!!!!

...ん?、ちょっと違うが、まぁいいや。

170 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/17(日) 10:57
○月X日

どうでもいい訂正。「聖天12宮士」じゃなくて、
「星天12宮士」だったな。やる気がないのは見逃
して欲しい今日、このごろ。

171 名前:ばろむわん[0] 投稿日:2001/06/17(日) 13:37
隣のニーマ教授の部屋から「おおお、かもん!!! あいむかみんぐ!!!」
という叫び声